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EXILE USA「道が開けた感覚があった」運命を変えたNY武者修行/インタビュー

MusicVoice 10/14(金) 15:10配信

 EXILE USAが、8月12日から配信されているNetflixオリジナルドラマ『ゲットダウン』のジャパンアンバサダーに就任した。『ゲットダウン』は1970年代のブロンクスを舞台に、ヒップホップ・カルチャーが生まれた瞬間を克明に映したドラマ。挿入歌など作中の音楽にはNASなど人気のアーティストが関わり、ウィル・スミスの息子であるジェイデン・スミスなどの注目若手俳優も多数出演している。さらに個性的な70年代ファッションが楽しめることから、音楽やファッションの業界から熱い視線が集まっている。今回はUSAに、『ゲットダウン』の魅力と、自身の若いころの“ゲットダウン”体験などを聞いた。

――『ゲットダウン』をご覧になって、どんな印象を持たれましたか?

 僕はヒップホップやダンスが大好きで、その大好きなものが生まれる瞬間をドラマという形で見せてくれた作品なので、とても興奮しました。当時の若者が実際にどういう生活を送っていて、どういう気持ちからああいう表現をしたいと思うようになったのかがリアルに描かれています。それも、当時ブロンクスで実際に活躍していたDJやダンサーなどのアーティストたちや、そこで暮らしていた人たちの経験や、雰囲気をすごく細かいところまでリサーチした上で作られたとのこと。その時代に戻って経験したいと思っても絶対に叶わないけど、こうしてドラマという形でも見ることが出来て幸せだと思いました。

――保険金目当ての放火が多かったとか、青少年の3分の1が中途退学だったとか、当時のブロンクスの社会情勢も描かれていましたね。

 衝撃的でした。「戦争でも起きているのか?」と思うほどの街の荒れ方で、廃墟がたくさんあったりして。そんな場所からヒップホップを生み出したんだ! と思うと感動もしたし。ドラマの最初に「この廃墟の中に宝が埋まっている」というセリフがあるのですが、いろんな逆境を乗り越えて自分を表現していくことの大事さを改めて感じて、僕が若かったころの気持ちをたくさん思い出しました。

――DJシャオリン・ファンタスティックが、光を見つけているのにアンダーグラウンドの世界からなかなか抜け出せない、そういう“もがき”もリアルでしたね。

 単純に食っていくこと、生きて行くことって大変なことなんですよね。僕らみたいに好きなことで食っているのは、本当に稀で幸せなことなんです。実際に僕がダンスを始めたころも「ダンスで食って行くなんて、バカじゃないの?」って、散々罵られました。学校の先生や親も「おまえ、頭は大丈夫か?」って、そういう空気でした。誰も信じてくれなくて、それでもダンスが好きで仕方がない…シャオリンやエゼキエルたちの気持ちが、すごくわかりますね。

――ヒップホップやソウルといった音楽的な部分では、どんな魅力がありますか?

 当時活躍していたDJが監修して、NASがその回ごとに流れる曲のリリックを書いているのはシビれます。流れる音楽は、僕が生まれたくらいの70年代の曲ばかりだけど、今聴いてもすごくかっこいいですよね。時代を経ても、聴いたら踊りたくなるパワーはすごいです。ヒップホップのビートは、もともとあったソウル、ファンク、R&Bの間奏部分(ブレイク)を繋げて作ったものなのですが、そういうすでにあるものを壊して創造するパワーはすごいと感じました。僕自身、もっともっと自分を壊して表現して行かなきゃと、刺激をもらいました。

――お気に入りのシーンはありますか?

 エゼキエルたちが、シャオに連れられて初めてゲットダウンのパーティーに行った後に、廃墟の屋上で語り合うシーンはキュンときましたね。「あっちはアフリカ・バンバータのシマ、こっちはグランドマスター・フラッシュのシマ、向こうにはDJクール・ハークのシマだ」と、実在のヒップホップを生み出した重鎮たちの名前が挙がり、そこでのし上がっていくことを決意する。このシーンを見ると、僕自身も同時期にニューヨークへ行ったMATSUとMAKIDAIと「絶対に有名になってやる!」と、いつも語り合っていたことを思い出します。

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最終更新:10/14(金) 15:11

MusicVoice