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「五彩曳山」披露 小松・うらら、九谷焼陶板で飾り付け

北國新聞社 10/14(金) 2:32配信

 九谷焼の絵付け作家でつくる小松九谷工業協同組合(小松市)が制作を進めていた「五彩曳山(ごさいひきやま)」が13日、同市の県こまつ芸術劇場うららでお披露目された。お旅まつりで上演される子供歌舞伎の舞台となる曳山に、九谷焼の技術の粋を集めた陶板を飾り付けている。関係者は小松に息づく工芸と芸能の魅力を伝えるシンボルの完成を祝った。

 五彩曳山は実物の曳山の約8分の1サイズで、高さ約80センチ、幅約40センチ、奥行き約100センチ。重鎮から若手まで組合員32人が、それぞれ青手や赤絵、金彩(きんさい)など10種類の技法を駆使した陶板約90枚を作り、中田建築(安宅町)が制作した木製の曳山に取り付けた。

 お披露目式では、和田慎司市長があいさつ、梅田利和市議会議長が祝辞を述べ、同組合の吉田幸央理事長が「小松九谷の心意気を表わす素晴らしい作品に仕上がった」とあいさつした。

 曳山子供歌舞伎は今年、上演250年を迎え、九谷焼は昨年開窯(かいよう)360年となった。市が「100年先まで残るものを作ってほしい」と、同組合に五彩曳山の制作を依頼していた。

北國新聞社

最終更新:10/14(金) 2:32

北國新聞社