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中島の自然、シダに学ぶ 児童、3種類確認

北國新聞社 10/14(金) 2:32配信

 七尾市中島小6年生38人は13日、同市中島町上町の山林で暖かい地域に分布する植物(暖地性植物)のシダの環境調査を初めて行った。ふるさとの自然に理解を深めてもらう狙いで、児童は3種類のシダを見つけ、それぞれの見分け方や植生条件を調べた。今後も継続して調査し、中島の自然環境の変化を学ぶ。

 県自然解説員研究会の西井武秀専門員(61)=同市藤橋町=が講師を務めた。児童は西井さんからシダの植生条件や見分け方などの説明を聞き、学校の裏山など3カ所の山林でシダを探した。

 調査後、学校に戻り、なぜ中島にシダが育つかを話し合った。西井さんは「中島は七尾湾の影響で雪が少なく、風を防ぐ杉林があり、シダが育つ好条件が整っている」と説明した。

 西井さんは、昨年10月に児童と学校の裏山を散策した際、白山市が北限とされているミヤマノコギリシダを見つけた。西井さんは温暖化などの影響で環境が変化し、中島にこれまでなかった種類のシダがあるのではないかと調査している。

 中島小は「中島の里山里海を未来につなごう」をテーマに生き物調査などの環境学習を続けており、シダの調査も年1回行っていく計画だ。代表委員長の吉田美月さんは「近所の山はそれぞれシダの種類も環境も少しずつ違った。いろんな生き物がいる中島の自然はすごいと思った」と話した。

北國新聞社

最終更新:10/14(金) 2:32

北國新聞社