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ヘリコプターマネー、消費ではなく貯蓄を増やす-ING調査

Bloomberg 10/14(金) 6:33配信

中央銀行から直接消費者に資金が供給される、いわゆるヘリコプターマネーは眠れるインフレを呼び起こす究極の刺激策と位置付けられているが、INGの調査によると、それほど大きなインパクトは望めなさそうだ。

1万2000人の消費者を対象にイプソスが6月3-24日にかけて実施したオンライン調査によると、毎月200ユーロ(約2万3000円)が1年間、銀行口座に振り込まれたらどうするかとの問いに対し、欧州12カ国の回答者は使うよりも貯める可能性が高いと答えた。

ほとんどを使ってしまうという回答は26%にとどまり、52%が貯蓄か投資、そのまま置いておくと答えた。債務返済に充てるという回答は15%。

INGのシニアエコノミスト、イアン・ブライト氏は「この調査での回答通りに消費者が行動するのであれば、こういう形のマネー散布の効果には疑問符が付く」と述べた。代替案としては消費者ではなく政府に資金を渡してインフラ投資や減税、債務返済に充てさせることが考えられるという。

原題:Helicopter Money Would Boost Savings, Not Consumer Spending(抜粋)

Catherine Bosley

最終更新:10/14(金) 6:33

Bloomberg