ここから本文です

米ゼロックス分割差し止め求め提訴-株主でACS創業者ディーソン氏

Bloomberg 10/14(金) 10:32配信

米ゼロックスの株主ダーウィン・ディーソン氏が同社の分割計画の差し止めを求め、同社を提訴した。ゼロックスは同氏が創業したアフィリエーテッド・コンピューター・サービシズ(ACS)を62億ドル(約6400億円)で買収しており、会社分割はこれを事実上覆すものだとしている。

ダラスの連邦地裁に12日提出された訴状によれば、ディーソン氏(76)は年内完了予定のゼロックス分割が実施されれば、「魅力のない低成長」のドキュメント技術事業への投資が残されることになると主張。同氏はACS売却時、持ち分の譲渡と引き替えに「統合された投資適格事業への投資継続の保証」を確保するため、ゼロックスの優先株を得る交渉をしていたと説明した。同氏のゼロックス株持ち分は約6%。

ゼロックス広報のカール・ラングセンカンプ氏は電子メールで、「ディーソン氏の訴えは根拠を欠いており、われわれは却下を求める意向だ」とコメント。「分割計画を引き続き推し進めており、予定通りに完了すると見込んでいる」と記した。

ゼロックスは1月、同社を分割し2社の公開企業となる計画を発表。分割後はコピー機やスキャナーなどを手掛ける110億ドル規模の文書技術会社と、公官庁・企業向けにヘルスケア管理などを提供する70億ドル規模のサービス企業となる。同社はテクノロジーサービス構築と低迷するハードウエア業務のてこ入れのためACSを買収。ゼロックスとACSは2010年に統合した。

原題:Xerox Sued by Darwin Deason Over Plan to Split Core Business (1)(抜粋)

Erik Larson

最終更新:10/14(金) 10:32

Bloomberg

なぜ今? 首相主導の働き方改革