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「E-girlsを卒業するような日が来たとしても……」Dream Amiが笑顔を封印して臨んだこと

M-ON!Press(エムオンプレス) 10/15(土) 12:13配信

ソロ第3弾となる、ニューシングル「Lovefool -好きだって言って-」を10月19日にリリースするDream Ami。カーディガンズの名曲をカバーした本作は“自分とシンクロする部分が多い”と、その共通点を語ってくれた。

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■私が次に進むべき道を教えてもらった

──大ヒット映画「ズートピア」の日本語吹き替え版の主題歌「トライ・エヴリシング」に続く、ソロ3枚目のシングルはカーディガンズの名曲を日本語でカバー。

Dream Ami 前作で「ズートピア」の主題歌を歌わせていただいたことは、ソロとしてもすごく大きな転機になったなと思っていて。その勢いを落とさないように、次は何をしたらいいのかな? ということをずっと悩んでいたんですね。そんななかで、HIROさんやスタッフさんをはじめ、周りの方々に今回のカバーを提案していただきました。

カバーというのは自分にはない発想だったので、最初は驚きましたが、原曲を聴いたら好きなサウンドでしたし、“自分が歌ったらどうなるんだろう!”っていうワクワクやイメージが瞬時に湧いて……私が次に進むべき道を教えてもらったという感じがします。

──原曲「Lovefool」がヒットしたのはちょうど20年前、Amiさんは小学2年生の頃なんですね。

Dream Ami ちょうど大阪に引っ越した年ですね。その直後に合唱団に入ったり、自分にはいろんな変化のあった年でした。

■“もっと頑張ろう!”と思えるようになったきっかけ

──Amiさんが本格的に音楽の道へ進み始めた記念すべき年だと言っていいですか?

Dream Ami 歌うことは小さい頃からずっと好きだったんですけど、人前で歌うようになったのは合唱団に入ってからでした。舞台に立って歌うことの楽しさや気持ちよさを知ったんです。ただ、当時私のパートはアルトだったこともあり、主旋律を歌うソプラノへの憧れも強くて(笑)。

“ソロパートが欲しい!”という感情も自然と芽生え、子供ながらに悔しさを感じることもありました。今にも通ずる、夢に向かって“もっと頑張ろう!”と思えるようになったきっかけでもあります。

──そんな20年前のヒット曲を改めて聴き直してどんなことを感じました?

Dream Ami 当時、この曲が使われていた映画「ロミオ+ジュリエット」も観てますし、その後もサビの部分は、テレビCMなどで何度も聴いたことがあったはずなんですけど、こういう曲だったんだ!? と衝撃を受けました。かわいい雰囲気の曲ですが、内容は結構どっぷり系なんだっていうことにも驚きましたし、まるで自分のことのようで(笑)。

──振られそうな相手に対して、別れないでとすがりついている歌ですよね。まるで自分のことのようだと感じました?

Dream Ami はい(笑)。私も好きになると周りが一切見えなくなり、好きすぎるゆえに相手の気持ちもわからなくなるタイプなんです。とにかく相手に“好きだと言って”と求めているので、その点がすごく自分っぽくて余計にこれは私がカバーするべきだ! と思いました。

■自分が感じた“良いな”という部分は残したい

──(笑)。では、歌入れもスムーズに?

Dream Ami この主人公の気持ちになるのに時間はかかりませんでした。本当に普段の自分のようだったので、その世界観に入ろうと意識するよりは、この原曲を聴いたときに自分が感じた“良いな”という部分は残したいなっていうことを考えました。

──良いなと感じた部分というのは?

Dream Ami ちょっと気だるい感じだったり、アンニュイな雰囲気だけでもっていくところですね。そこを意識しながら歌ったので、自然と新しさも感じて。今までの自分にはなかった表現だなっていう発見がありました。

この歌い方も悪くないというか、歌っていて楽しかったし、自分の武器のひとつにしていけたら良いなという思いで、ワクワクしながらレコーディングした印象が強いですね。

違和感がありつつも、無表情を楽しめました(笑)

──まさにこれまでにない声色、声質になっていますね。DreamやE-girlsでは笑顔で明るいパートを担うことが多いぶん、心の闇をも感じるようなレイジーな歌い方がとても新鮮でした。

Dream Ami こういう歌い方をしていいんだっていう楽しさがありましたね。グループの場合は、自分の意見だけではなく、みんなでイメージを擦り合わせてどういう歌い方をするか決めるんですね。

それはその良さもあるんですけど、こうして自分の歌い方ひとつで、自分の思ったことひとつで、どんどん表現や曲の印象が変わっていくことにもやりがいを感じていて。

今回は、この曲でそういう、いわばソロの特権を存分に楽しませてもらいながら、自分のあらたな一面を見つけることができたという達成感もありました。

──ミュージックビデオ(以下MV)でもあらたな一面を見せてますよね。特に腹話術の人形を抱えている無表情が……。

Dream Ami あははは。あのシーンはみんなに言われますね。私もカメラの前でこんな顔をしていいの? って思いながらも、シュールなホラー感が良い味つけになればと思って(笑)。

全体としては、恋に溺れておかしくなってしまう……という世界観で、人形のように何も考える気力がない女の子を表現しています。いつもは笑顔、もしくはクールのどちらかなので違和感がありつつも、無表情を楽しめました(笑)。

■ソロとして音楽を続けていけるくらい、基盤を作っていかないといけない

──MVでは、無気力になってしまったAmiを応援する、ポジティブAmiがガールズバンドのボーカルとして描かれてますが。

Dream Ami ギターを持って歌う、というのはやってみたいことのひとつだったので、私としてはうれしいポイントでした。今年の夏、フェスにバンドさんと一緒に出演させていただいて。すごく良いなと思っていた矢先の演出でした。

今回、ギターは弾いていませんが、ちゃんと練習をして、いつかステージでも表現できる日を迎えられたらと撮影に臨んでいるんです!

──ソロライブも視野に入ってきていると?

Dream Ami 夢から目標に変わってきてますね。まだひとりでライブをやるには曲数が足りないけど、ここまできたからには、ソロとしてもちゃんとストーリーを作っていきたいです。

いつかE-girlsを卒業するような日が来たとしても、ソロとして音楽を続けていけるくらい、基盤を作っていかないといけないなと。

私は、大人になってもずっと歌っていきたいと思っているので、未来に向けて、アーティストとしてどんどん成長していきたいですね。

INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ

★明日(2016.10.16.12:00)、Dream Amiの「Sign」動画公開!

【プロフィール】
ドリーム アミ/2003年、dream(現Dream)に加入し、デビュー。2011年よりE-girlsの中心メンバーとしても活動。2015年には、シングル「ドレスを脱いだシンデレラ」でソロデビューを果たす。

【リリース情報】
2016.10.19 ON SALE
SINGLE「Lovefool -好きだって言って-」
rhythm zone

最終更新:10/15(土) 12:13

M-ON!Press(エムオンプレス)