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普天間施設を最新化 米海兵隊トップ 移設遅れ理由に

琉球新報 10/15(土) 10:47配信

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米海兵隊トップのネラー海兵隊総司令官は日本時間の13日、浦添市の牧港補給地区(キャンプ・キンザー)で在沖海兵隊員との対話集会を開き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画が遅れているとの認識を改めて示した。その上で「今は日本政府と米国がいくつかの施設を最新化するためにお金を出す」と説明し、移設計画の遅れを理由に老朽化が進む普天間の施設を整備する考えを強調した。兵士からの質問に答えた。

 防衛省は8月に、普天間の格納庫や管理棟、兵舎など19施設を補修すると発表。ネラー氏の発言は、これまで移設を理由に補修や整備対象ではなかった施設についても今後、整備することを示したもので、早期閉鎖を求める県民からは、固定化につながるとして反発が高まるのは必至だ。

 ネラー氏は兵士らに対し、兵舎やそのほかの施設が整備される間、老朽化した施設で我慢し、間に合わせるよう求めた。

 ネラー氏は米軍準機関紙「星条旗」に対し、移設計画の遅れについて「海兵隊は適合させる」と述べ、同時に「われわれは年初の後に日本の裁判所が何を言うのか、沖縄県と日本政府、安倍晋三首相との間でどのような動きがあるか見極める。そしてそれに対し、対応し正式に言う」と述べた。

琉球新報社

最終更新:10/15(土) 10:47

琉球新報