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【日本オープン】「67」で4差14位浮上も遼弱音ポロリ

東スポWeb 10/15(土) 13:38配信

 今年は難し過ぎ!? 国内男子メジャー「日本オープン」2日目(14日、埼玉・狭山GC=パー70)、61位から出た石川遼(25=CASIO)は5バーディー、2ボギーの67で、2オーバーの14位に急浮上した。この日のベストスコアタイをマークしたものの、コースセッティングに対して選手たちの口からは不満めいた言葉がチラホラ。2アンダーで首位の李京勲(25)、H・W・リュー(35=ともに韓国)を含め、2日間を終えてアンダーパーが4人しかいない“我慢比べ”の展開に疑問符がつけられている。

 インスタートの15番パー4、石川は7メートルのバーディーパットを沈めると、天を仰ぎ、フーッと息をついた。初日から数えること24ホール目での今大会初バーディー。スタートの10番で同じく初バーディーを奪った同組のアダム・スコット(36=オーストラリア)から「『気持ちは分かるよ』って声を掛けられました」と明かした。

 後半は連続ボギーもあったものの、4バーディーを量産。同組の松山英樹(24=LEXUS)も1オーバーの8位と好位置をキープしており「英樹は必ず上位に行くと思うので、自分ももう一日頑張らなきゃいけない。同じ組でなくても、2人で大会を盛り上げたい気持ちは強い」と優勝争いに名乗りを上げた。

 とはいえ、この日のようなチャージがあと2日続くとは思っていない。「自分としてはイーブンパーに戻すのが精一杯だと思う。仮に1アンダーにして優勝できなければ、それは仕方ない」。石川にしては弱気とも思える言葉が出るのも、厳しいコースセッティングが原因だ。

 連続ボギーの直後にバーディーを奪った7番パー4のティーショットを振り返り「ボール1個分のところを狙っていくような感覚。スコットもいいショットを打ったのに跳ねて深いラフに入って『このホールは難し過ぎるね』って話をしました」。トッププロでもコントロールし切れないほどの狭いフェアウエーに、入ったら出すだけの深いラフの組み合わせ。厳しいとされる米ツアーやメジャーで戦う選手でも、今大会のセッティングは異質の厳しさを感じている。

 それに加えて、カップも厄介な場所に切られている。松山は「蹴られた後にすごい距離が残ったりするのは厳し過ぎるんじゃないかと思った」とチクリ。14番パー4では1・2メートルのパーパットがカップに嫌われUターン。松山の足元まで戻ってくる場面があった。石川も「今日は傾斜のある場所にカップが切ってあったけど(グリーンの)真ん中付近だった。決勝ラウンドのピン位置を想定すると、同じように傾斜のある場所だと手に負えないかもしれませんね」と苦笑いだ。

 大会史上初めて2日間のギャラリー数が2万人を突破。決勝ラウンドではさらに多くの来場も予想される。厳しいセッティングばかりではなく、バーディー合戦でファンを喜ばせるホールがあってもよさそうなものだが…。

最終更新:10/15(土) 13:38

東スポWeb