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「世界の会計事務所ランキング」KPMG、PwC……1位はどこ?

ZUU online 10/15(土) 16:10配信

米国の人材あっせん企業 Vaultが「世界の会計事務所ベスト50」を発表した。Vaultは会計事務所や投資銀行など、エリートが集う業種の企業ランキングを毎年発表している。

本ランキングはブランドや待遇、企業カルチャーからトレーニングプログラムまで、幅広い項目が評価され作成されている。特にブランド・権威の項目は評価全体の40%の比重を占めており、世界の会計事務所のネームバリューを知るうえで参考になるだろう。

会計事務所は投資銀行やコンサルティングファームほど世間一般には知られていないが、ランキング上位は会計事務所に詳しくない人でも一度は聞いたことがあるようなビッグネームが独占する結果となった。世界の会計事務所ベスト10を見ていこう。(かっこ内は前年順位)

■ 第10位 Dixon Hughes Goodman LLP(11位)

Dixon Hughes Goodman LLPはノースカロライナ州に本社を構える米国南部の会計事務所としては最大級の規模を誇る大手会計事務所である。売り上げベースでは米国の会計事務所上位20事務所にも数えられる。ワークライフバランスが評価される一方、「4大会計事務所と比較するとブランド価値が劣る」との声もあるようだ。

■ 第9位 Baker Tilly Virchow Krause, LLP(12位)

Baker Tilly Virchow Krause, LLPは、会計サービスの他、ビジネスコンサルティングサービスも提供している会計事務所である。35のオフィスに2500人以上のスタッフを抱え、米国でも大手会計事務所として知られている。ワークライフバランスや成長できる環境が用意されていると環境面で高い評価が見られた。一方で待遇への不満も見られ、待遇も環境も両方良いとはいかないようだ。

■ 第8位 RSM US(7位)

RSM USはRSMインターナショナルのメンバー企業であり、グループ全体では120ヶ国以上に3万8000人を有する大手会計事務所である。成果を上げればしっかりと認めてもらえることにやりがいを感じる従業員がいる反面、「労働時間を考えると報酬が少ない」と待遇に満足していない従業員もいるようだ。

■ 第7位 Plante Moran(8位)

Plante Moran は1924年に設立された老舗の会計事務所であり、現在は中国やインドなどの新興国にも事務所を構える。「従業員が事務所や顧客を大切に思っていて素晴らしい人材がそろっている」と人材面で高評価を得たが、給与面での不満やハードワークによるストレスがマイナス評価となった。

■ 第6位 BDO USA LLP(6位)

BDO USAは世界約150ヶ国に1300のオフィスと5000人以上の従業員を抱えるBDOグループの米国事務所であり、監査などに加えて各種のコンサルティングサービスも包括的に提供している会計事務所である。「福利厚生の充実度や給与が高い」と待遇面での評価が高いが、「長時間労働とタイトなスケジュールがストレス」とハードワークな一面もうかがわせた。

■ 第5位 KPMG LLP(4位)

KPMG LLPは世界4大会計事務所の1つであり、4大会計事務所の中でも成長著しい一流会計事務所である。2016年には「働きがいのある会社上位100社」にも選ばれている。「挑戦しがいのある仕事をする機会を与えてくれる」など自己成長につながる環境は評価が高い。一方、「出張が多すぎる」、「長時間労働でストレスが溜まる」など激務な点は他の会計事務所と変わらないようだ。

■ 第4位 Grant Thornton LLP(5位)

グランドソントンは年間売上高14億ドルを超える米国の大手会計事務所であり、民間企業から行政機関、宗教団体に至るまで幅広い顧客にサービスを提供している。ワークライフバランスの充実の推進や大手ながらベンチャー企業のような柔軟性とカルチャーがある点が従業員の士気を高めているが、「仕事の要求水準が高すぎる」など要求水準についていけない従業員もいるようだ。

■ 第3位 Ernst & Young LLP (EY)(2位)

Ernst & Young は売上高が全米の会計事務所で第3位を誇る、世界4大会計事務所の一角を占める名門会計事務所である。ありとあらゆる産業に会計サービスを提供しており、その売上高は112億ドルにも達する。「有名企業など一流の顧客と仕事ができる」、「チャレンジングで仕事が楽しめる環境がある」など名門会計事務所ならではの評価が目立つ一方、「考え方が古い」といった老舗会計事務所らしい悩みもあるようだ。

■ 第2位 Deloitte LLP(3位)

デロイトは全世界に7万人以上の従業員を抱える世界屈指の会計事務所であり、米国での売上高では第1位となっている。日本でも会計監査サービスの他、コンサルティングサービスを提供しているため日本での知名度も高い。優秀でモチベーションが高い人材が集まり、チームワークを重視するカルチャーにも定評がある。しかし、仕事の要求水準の高さや長時間労働は相当なもののようだ。

■ 第1位 PwC LLP(1位)

プライスウォーターハウス・クーパースは世界最大級の会計事務所であり、世界の大企業500社の90%以上を顧客に持つといわれる。「研修制度や昇進の機会が充実しており、一流の顧客と仕事ができる」と環境面で非常に高い評価を得た一方で、「仕事とプライベートが切り離せずストレス負荷が大きい」との声もあり、やはりストレスとハードワークはつきもののようだ。(ZUU online 編集部)

最終更新:10/15(土) 16:10

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