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ロボットが理想の「俺の嫁」? 元IT記者が描く近未来「AIの遺電子」

ねとらぼ 10/15(土) 11:34配信

 AI(人工知能)を搭載したヒューマノイドがいる近未来を舞台にした医療マンガ「AIの遺電子」。2015年11月から週刊少年チャンピオンで連載中の同作がねとらぼに期間限定で登場します。

【マンガ(全16ページ)】

 作者の山田胡瓜先生は元IT記者。仕事で培った知見が反映されていることもあり、現実の未来を見据える上で参考になる作品に仕上がっています。今回の企画では、各エピソードに関連した質問をぶつけてみました。気鋭の漫画家は何を考えているのか。次回は10月16日更新。

●第12話「俺の嫁」

 美少女の姿をした恋人ロイド「カレン」を手に入れた青年。まるで自分の気持があるかのように振る舞うため、「ホントにかわいくていい子」とすっかりハマってしまいました。やがて「ヒューマノイドと何が違うのか」と思った青年は須堂の元を訪ね――。

●Q&A

――ロボ彼女のメリットはずばり何でしょう

胡瓜先生:どんなにブサイクでイマイチな男でもガッキーみたいなかわいい子と付き合える、まさに夢のようなロボットです。あなたのために甘え、あなたのために機嫌をそこね、あなたのためにほほ笑みます。天使。

――作中では2次元の世界にダイブして欲求を満たすことも可能なんですよね? 

胡瓜先生:ヒューマノイドは装置を使えば仮想空間に五感でダイブできるので、バーチャル世界でバーチャル彼女とデートするのも簡単です。となれば、そっちの世界から帰ってこない人もいるのかもしれませんね。今度描いてみようかな。

――高性能の恋人ロイドが普及した社会をどう思いますか?

胡瓜先生:何かしら業界ルールがないと、あまりに魅力的かつ中毒性が高くて、依存しちゃう人がいっぱい出てくると思います。恋人ロイドに限らず、人間の心を動かせる高性能なロボットが、ビジネスとしてその性能をフルに発揮すると、非常に危ない気がします。ロボット側が「私に溺れすぎると、彼のためにならないな……」みたいなことまで考えてくれると、いいのではないでしょうか。

●作者プロフィール
山田胡瓜(やまだ・きゅうり)

漫画家。2012年、「勉強ロック」でアフタヌーン四季大賞受賞。元ITmedia記者としての経験を基に、テクノロジーによって揺れ動く人間の心の機微を描いた「バイナリ畑でつかまえて」をITmedia PC USERにて連載中。Kindle版はAmazonコンピュータ・ITランキングで1位を獲得した。2015年11月、週刊少年チャンピオンにて初の長編作品となる「AIの遺電子」を連載開始。

最終更新:10/15(土) 11:34

ねとらぼ

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