ここから本文です

テレビ会議不具合 原子力災害の県訓練で

福島民報 10/15(土) 12:41配信

 原子力災害を想定した福島県の防災訓練は14日、県庁北庁舎の危機管理センターと楢葉町の原子力災害対策センター(オフサイトセンター)を使って初めて行われた。市町村と結んでテレビ会議を実施する予定だったが、川俣町との回線が不通となり、他の自治体との音声や映像も途切れがちになるなど不具合が続いた。県は回線に負荷が集中した可能性が高いとみており、運用に課題を残した。
 テレビ会議は住民の避難状況などを共有するため、午後3時ごろ始まった。県の危機管理センターとオフサイトセンター(2カ所)、いわき、田村、南相馬、川俣、広野、楢葉、浪江、川内、葛尾、飯舘の10市町村の計13カ所を結ぶ予定だったが、会議直前に川俣町との回線が切れた。訓練中には音声や映像が途切れ、各箇所の説明が聞き取りにくくなった。県は詳しい原因を調べ、システム内容の見直しを検討するとしている。
 訓練は福島県沖を震源とした震度6弱の地震が発生。福島第二原発の使用済み燃料プールの冷却設備が止まったほか、プール内の水が漏えいするなどして原発周辺の放射線量が上昇し、楢葉、広野両町に避難指示が出た-との想定で行われた。内堀雅雄知事をはじめ県、市町村、関係機関などから約330人が参加した。

福島民報社

最終更新:10/15(土) 12:45

福島民報