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天空の大野城、今季初出現とらえた チャンスはシーズン10回程度

福井新聞ONLINE 10/15(土) 8:26配信

 14日早朝、福井県大野市の市街地が雲海に包まれ、市中心部の亀山(249メートル)に立つ越前大野城が雲に浮かんで見える「天空の城」の幻想的な光景が見られた。秋から春にかけてのシーズンのうち初めて確認され、待ち構えていた写真愛好家らが歓声を上げた。

 大野城から約1キロ離れた撮影スポットの戌山城址(いぬやまじょうし)近く(同市犬山)で撮影に成功した加藤幸洋さん(49)=福井県大野市=によると、午前5時半ごろは上空まで深い霧に覆われていた。その後徐々に霧が下がり、同6時20分ごろから「天空の城」状態に。加藤さんは「荒島岳の方向から朝日が差して美しく、その場にいた人たちも『やったー』『万歳したいくらい』と喜んでいた」と感動しきりだった。

 雲海は前日の湿度が高く冷え込んだ朝に発生するとされ、天空の城を見るチャンスは1シーズンに10回程度しかない。福井地方気象台によると、この日大野市の午前6時の気温は9・2度。県内各地でこの秋一番の冷え込みとなった。

福井新聞社

最終更新:10/15(土) 10:25

福井新聞ONLINE