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直筆の手紙72通に着目、京都で龍馬展

Lmaga.jp 10/15(土) 8:37配信

『特別展覧会 没後150年 坂本龍馬』が10月15日から、「京都国立博物館」(京都市東山区)でスタート。亡くなってから150年、現代の日本人を魅了し続ける龍馬だが、今回の展覧会では72通に及ぶ龍馬直筆の「手紙」から魅力を伝える。

『銘吉行』など龍馬の銘刀3口、龍馬が使っていた飯椀や湯呑も展示

映画やドラマでは幕末の志士として描かれる龍馬だが、同企画では彼のユーモラスな人間性に迫るため、手紙に着目。仲間や要人に宛てた手紙は、いたって真面目で常識的な文章で書かれているが、姉・乙女宛の手紙は実に興味深い内容。出家したいという乙女の相談に冗談を交えて答えたり、『エヘン、エヘン』と自慢話をしたり、妻・おりょうとの新婚旅行の様子をイラスト入りで綴ったり・・・と、知らなかった龍馬の素顔が見えてくるようだ。

「候文で決まりきった手紙の時代ですが、龍馬は比較的自由に口語を使って書いていて親しみやすい。用件だけを言うのではなく、たとえ話や擬音語など多彩な表現で、人を説得する。また、姪っ子の悪口を書いたものは、実は薩長同盟前夜に龍馬が書いたといい、彼女の悪口を書くことでストレスを発散するなど人間らしい姿も垣間見ることができます」と、京都国立博物館上席研究員・宮川禎一さんは話す。

また、もう一つ見逃せないのが「刀」。龍馬が愛用したとされる『銘吉行』をはじめ、83年ぶりに公開される脇差を含む龍馬の銘刀3口が揃うのは京都会場のみで、「パークス襲撃事件」で英国公使パークスを襲った林田貞堅と、公使を守るために戦った中井弘の刀が2口揃って初公開される。さらには、武市半平太など幕末の偉人たちの刀も多数鑑賞することができ、刀剣好きは必見の内容になっている。

取材・文/浅野はるか

最終更新:10/15(土) 8:43

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