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ディラン氏の偉業、岡山でも顕彰 ノーベル賞受賞で書店や図書館

山陽新聞デジタル 10/15(土) 10:20配信

 米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏が13日に歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したのを受け、岡山県内では14日、書店や図書館が関連書籍やCDを並べたコーナーを設け、偉業を顕彰する動きが出始めた。メッセージ性の強い「プロテストソング」(抗議の歌)を歌う一方、美しいラブソングも手掛け、時代を映し出してきた「文学的歌詞」に触れる機会となりそうだ。

 CDと書籍10点ほどを早速並べたのは紀伊国屋書店クレド岡山店(岡山市北区中山下)。訪れた同市南区彦崎、会社経営の男性(64)は「ベトナム戦争などで米国が揺らいだ1960年代、大衆の気持ちを代弁して歌う姿勢に共感し影響を受けた。ぜひ若い世代に聞いてほしい」と思いを込めた。

 岡山市立中央図書館はディラン氏の著書「タランチュラ」、漫画家浦沢直樹氏らが書いた「ディランを語ろう」など約10冊を集めて紹介。同市立幸町図書館は、名曲「風に吹かれて」を収録したCDなど約10枚をそろえ「電話での問い合わせやネット予約も10件ほど寄せられた」と話す。

 県立図書館は関連書籍約50冊を収蔵し、14日だけで12冊が貸し出された。「借りる人は若い人からお年寄りまで幅広い」という。書籍がそろい次第、コーナーを特設する喜久屋書店倉敷店(倉敷市水江)は「受賞をきっかけに今後、さらに関心は高まるだろう」と期待する。

最終更新:10/15(土) 10:20

山陽新聞デジタル