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家のどこに子ども部屋があるのがいいの?

ベネッセ 教育情報サイト 10/15(土) 12:01配信

自分の部屋をもつことは子どもにとってとても大きな出来事です。自分の持ち物を整理することで、自覚が芽生えるとともに自立心も養っていくからです。
住宅事情や家族構成により制限もありますが、子どもがすくすく育つためにどのような部屋が理想なのか、探っていきましょう。

玄関から近い部屋はコミュニケーションが不足がちに

まずは子ども部屋が家のどこにあるのがいいのでしょうか? そのポイントになるのは「玄関から遠く」、さらに「リビングに近い」場所です。
玄関から遠い場所がよい理由について説明しましょう。第一に挙げられるのは安全面です。強盗や窃盗などが侵入することを考えると、玄関に近い方が、危険性が高くなってしまいます。
玄関から出入りした場合は入るときと出るときの2回、子ども部屋の前を通ります。ものを盗んでいくだけなら住人に危害が加わることはありませんが、万が一のことを考えると避けた方がいいでしょう。
また、小さい頃はともかく、中学生や高校生になると部屋が玄関に近いと家族とのコミュニケーションが減少してしまいます。学校から帰ってきてもそのまま自分の部屋に入り、家族とは顔を合わせないことが増える可能性が高いからです。
隠し事が多くなったり、知らない友だちを保護者に内緒で招き入れたり、家族が寝静まったあとに勝手に家から出て行ったりということもあり得ます。そうした行動ができない状況にするためにも、玄関に近い部屋を子ども部屋にするのは避けた方がよいでしょう。

リビングに近いと家族が感じられ安心感に

一方、「リビングに近い場所」についてはこの反対です。家族が集まるリビングの近くに部屋があると話し声やテレビの音などが聞こえ、部屋の中にいたとしても家族を感じることができます。
実はこれが非常に大切です。思春期は家族と顔を合わせたり、会話をしたりするのが面倒になりますが、同時に孤独を抱きやすい時期でもあります。部屋にひとりでいても家族を感じられることは心の安心感につながるのです。
また住宅事情もありますが、できればリビングを通って部屋に行けるような動線がおすすめです。この間取りであれば、必ず家族と顔を合わせるからです。顔を合わせれば言葉を交わす機会も増えます。会話がなかったとしても顔色が分かったり、表情が見て取れたり、思春期の子どもを持つ保護者にとって利点は数多いと言えるでしょう。

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最終更新:10/15(土) 12:01

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