ここから本文です

連携で人命とペット ともに救助を 群馬VMAT 全国初の合同訓練へ

上毛新聞 10/15(土) 6:00配信

 群馬県の伊勢崎市民病院が大規模直下型地震を想定して来月行う災害医療訓練に、県獣医師会の動物医療支援チーム「群馬VMAT」が参加し、同病院の災害派遣医療チーム「DMAT」との連携の仕方を確認する。群馬VMATによると、DMATとの合同訓練は全国初という。

◎伊勢崎市民病院のDMATと来月実施

 ペットと同行避難した傷病者がいるという想定で行われ、VMATはペットの手当てや、飼い主を治療する医師との連絡、調整を訓練する。

 同病院DMATチームの片山和久外科診療部長は「ペットを守ることが人の命を守ることにつながる場合がある。一緒に訓練し、連携の仕方を検証したい」と説明。VMAT側の責任者を務める県獣医師会の小此木正樹・動物救護委員長は「ペットが一緒にいることで避難者への医療の質が低下しないようにアシストする。混乱した現場での指揮系統や動き方を確認したい」と話している。

 東日本大震災や熊本地震では、被災ペットの救助やペットを連れた避難者の行き場確保が課題になった。群馬VMATが3月に発足したことから、同病院が合同訓練を企画した。

最終更新:10/15(土) 6:00

上毛新聞