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ソフトバンク千賀またも魔の初回 “激辛”すし被弾

西日本スポーツ 10/15(土) 8:50配信

■またレアードに

 悔やんでも悔やみきれない。1球のミスが、千賀の命取りになった。近藤の左前打で先制された直後の初回2死一、二塁。レアードに4球続けたフォークが浮いた。「読まれたところもあると思う」。左翼席中段への3ラン。初回の4失点はあまりに重かった。

9回逆転劇を呼び込む重盗を決める福田

 1イニング4失点はプロ6年目で自己ワースト。「昨日(第2戦)で終盤に逆転した流れを引き継がないといけなかった。僕が止めてしまった」。8日のロッテとのファーストS第1戦でも清田の先頭打者弾など2本のソロを被弾。またも「魔の初回」となってしまった。

 今回は中5日先発。右肩の疲労軽減のため、登板間の投球練習も見送った右腕は日本ハムのしぶとい攻撃にも消耗させられた。初回は先頭の西川に粘られ、11球目で四球を与えた。さらに中島の犠打で1死二塁とされ、続く大谷の打席では「落とし穴」もあった。

 2球で追い込み、直球でファウルを打たせた後の4球目だ。フォークをきっちり振らせたが、これが振り逃げ(記録は空振り三振と捕逸)となり、1死一、三塁とピンチが拡大。2死後に近藤とレアードに痛打された。この初回だけで球数は31球を数えた。

■2死から痛恨…

 レギュラーシーズンで16本塁打を配給した「一発病」は、CSの短期決戦でも露呈。レアードには9月21日の天王山初戦でも2ランを被弾。V逸の要因の一つにもなった黒星の借りを返せなかった右腕に、佐藤投手コーチは「一発だけ気を付けなくちゃいけない打者なのに」と険しい表情だ。

 レギュラーシーズンは13試合で8勝無敗だったビジター戦で今季初黒星。レアードの一発がなければ、勝負の行方は分からなかったが、チームはついに後がなくなった。6回途中4失点ながら、自責は0だった右腕も「チームに申し訳ない」と繰り返した。

=2016/10/15付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:10/15(土) 8:50

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