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京急車内で直送生ビールと崎陽軒オリジナル弁当 横浜の縁が生んだ「ビール電車」走る

乗りものニュース 10/15(土) 10:58配信

ロングシートに長机を並べ、手元には崎陽軒のオリジナル弁当

 京急電鉄が2016年10月14日(金)、「京急×キリンビール横浜工場 90周年記念ビール電車」を運転。およそ80人の乗客が約2時間、貸切電車で工場直送ビールを飲みながら、金曜の夜のひとときを楽しみました。

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 最寄り駅が京急の生麦駅(横浜市神奈川区)であるキリンビール横浜工場(同)の操業90周年を記念し、運行されたもので、平日夜に走行中の車内でビールを楽しむイベントは、京急では初の取り組みとのこと。参加費はひとり3000円で、申込み開始からわずか5分で完売したそうです。

 その始発駅は横浜で、仕事帰りにも参加しやすい18時49分発。ヘッドマークをつけた4両編成の1500形電車が、ふだんの停止位置とは異なる、ホームの最も品川寄りに停車しました。車両は通勤形のものですが、ロングシートの前に長机が置かれ、周囲にはキリンビールの提灯やタペストリー。車内はお祭りムードです。

 発車後、まず「一番搾り」の缶ビールと、シウマイ、チャーハン、唐揚げなどが入った「ビールに合う崎陽軒オリジナル弁当」などが配られます。それで喉を湿らせているうちに、生麦駅へ到着。キリンビール横浜工場の勝間田達弘工場長、岡田義宗醸造長が乗り込むとともに、ビール樽がかつぎ込まれました。

 工場直送、できたての生ビールが配られたところで、勝間田工場長が「乾杯」の発声。みな一斉に飲み干します。

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 車内では生ビールが次々に運ばれるなか、勝間田工場長や岡田醸造長らが参加者と語らっていきます。今回の「ビール電車」は、京急とキリンビール横浜工場が、企画きっぷの特典でキリンビールをプレゼントすることなどを通じ関係を深めるなか、双方から声が上がり、実現に至ったとのこと。岡田醸造長は「横浜工場と京急は、どちらも横浜を象徴する存在。横浜の縁から生まれた『ビール電車』」と語ります。

 電車が京急川崎駅に到着すると、京急バスの元バスガールである司会の伊沢喜三江さんが声を高めます。

「みなさま、電車はいよいよ、高架の本線から地上の大師線に入ります。ポイントを通過するため揺れますので、ビールをしっかり持っていて下さい」(伊沢さん)

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最終更新:10/15(土) 11:11

乗りものニュース