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手かざし運動で脳梗塞の前兆を簡易測定

ニュースイッチ 10/15(土) 15:19配信

ソフトシーデーシーが宇都宮大や医療機関と開発

 ソフトシーデーシー(宇都宮市、木村正樹社長)は、脳の活動量を測定して脳梗塞(こうそく)などの前兆を検知できる「脳活動量計測装置」を開発し、医療機関や研究機関向けに提供を始めた。手のひら側と甲側を連続してかざす回転運動を計測する。脳の活動状況を点数化(100点満点で平均90点程度)し、脳障害の早期発見につなげる。価格は49万円(消費税抜き)。初年度100台の販売を見込む。

 被験者はパソコンのモニターに映し出されるサンプルをまねて手を動かす。リープモーションセンサーでその回転のなめらかさを読み取る。脳は血流が滞ると活動量が低下し手の動きが鈍るため、脳梗塞などの前兆を検知できる。

 人間の動作の中でも手の回転は、複数の筋肉を協調動作するために脳の活動が敏感になり、判断材料として有効だという。

 医療機関や介護施設などでの利用を想定する。15秒程度で計測が可能。装置の大きさは縦33センチ×横45センチ×高さ43センチメートルで、重さは約10キログラム。今後はタクシーやバスなど運輸業のドライバーの計測など用途拡大を目指し、「読み取り時間の短縮や小型化を図る」と木村社長は話す。

 同装置は栃木県内の医療機関や宇都宮大学工学部と共同研究した。同社はコンピューターシステムの販売やソフトウエアの設計、開発などを手がける。

最終更新:10/15(土) 15:19

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