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浦和、ルヴァン杯V…李「おめでとう」 待ちわびた優勝カップ掲げる

埼玉新聞 10/15(土) 23:21配信

 サッカー国内3大タイトルの一つ、Jリーグ・YBCルヴァン・カップ決勝が15日、埼玉スタジアムで5万1248人の観衆を集めて行われ、浦和はG大阪と延長戦でも1―1で決着がつかず、PK戦の末に5―4で下し、2003年の初優勝以来、13年ぶり2度目の頂点に立った。浦和のタイトル獲得は07年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)以来9年ぶり。国内では06年度の天皇杯全日本選手権以来10年ぶり。MVPには0―1の後半31分に同点ゴールを挙げた李忠成が輝いた。
 
 “ホーム“の埼スタで、長らく待ち望んでいた歓喜の瞬間がやってきた。PK戦の5人目で遠藤航が冷静に蹴り込むと、浦和の選手たちが一斉に駆けだす。遠藤は、PKを止めたGK西川周作と抱き合い、ベンチ前ではミハイロ・ペトロビッチ(ミシャ)監督を中心に祝福の輪ができた。
 
 苦しみ抜いた末のタイトルだった。浦和は前半から動きが悪く、17分にG大阪のカウンターからアデミウソンに先制点を奪われた。ハーフタイムにミシャ監督のげきが飛んだ後半は果敢に攻めた。それでも刻一刻と時間が過ぎる中、思いが実ったのは31分。交代で出場したばかりの李が、直後のファーストプレーで柏木陽介の右FKを頭で決めた。
 
 そのまま延長戦でもスコアは動かずPK戦に突入。浦和は西川がG大阪の4人目のシュートを読み切り、右足でブロック。後攻の浦和は主将の阿部勇樹から5人目の遠藤まで全員が決めた。セレモニーでは阿部が優勝カップを掲げ、サポーターと喜び合った。
 
 李は「本当にうれしい。浦和レッズ、おめでとう。ミシャ、おめでとう」と絶叫。ミシャ監督は「長い間待ちわびたサポーターに喜んでもらえる。それが私の一番の喜び」と自身初の栄冠をささげた。
 
 悲願の優勝を手にしたが、まだJ1、天皇杯のタイトルが残っている。休む間もなくJ1第2ステージ第15節の22日、アウェーで新潟と戦う。

最終更新:10/15(土) 23:21

埼玉新聞