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神奈川県、来年度予算編成方針 財源不足650億円

カナロコ by 神奈川新聞 10/15(土) 7:03配信

 県は14日、2017年度当初予算の編成方針を総務局長名で各局長に通知した。歳出増と歳入減を合わせた財源不足は、現時点で約650億円を見込む。この数年、前年度の県税収入増分で翌年度の財源不足を賄ってきたが、16年度は税収増が期待できず例年以上に厳しい財政状況になるとみている。

 歳入は、全体で520億円の大幅減となる見通し。税制改正の影響で県税・地方譲与税が約150億円減少する上、不動産売却収入なども30億円減となりそうだ。円高や株価下落などで16年度当初予算のように15年度からの財源移転(670億円)は見込めないとしている。

 一方歳出は、介護・医療関係費や、待機児童対策推進のための児童関係費などで130億円の増加を見込む。それ以外の義務的経費、政策的経費は前年度並みに抑える。

 予算編成方針は、総合計画「かながわグランドデザイン」第2期実施計画のプロジェクトを着実に推進し、喫緊の課題に的確でスピード感を持って対応すると明記。その上で、施策・事業のスクラップ・アンド・ビルドの徹底を求めている。来年1月上旬に知事査定をした上で、2月上旬に予算案を公表する。

最終更新:10/15(土) 7:03

カナロコ by 神奈川新聞