ここから本文です

敷設35年以上、計11キロ 北電管内、東電と同型ケーブル

北國新聞社 10/15(土) 2:31配信

 東京都内で12日に発生した停電の原因となった東電の送電用地下ケーブル火災で、北陸電力管内では発火したものと同型のケーブルが延長11キロで使用されていることが14日、分かった。いずれも敷設から35年以上経過しており、最も古いケーブルは49年たっていた。北電は定期診断で性能が低下したケーブルを順次取り換えており、過去に発火した事例はないという。

 発火したケーブルは「OFケーブル」と呼ばれ、油を染み込ませた紙を絶縁体として使っている。北電は年2回の目視検査のほか、3年に1回は劣化診断を行い、油が古くなっていた場合はポリエチレンを使った新型と交換している。

 同社広報によると、ケーブルに取り換え時期の目安はなく、担当者は「点検、診断で異常があった場合に対応している」と話した。

 北陸電力は14日、経年劣化が疑われる可燃性の地中送電ケーブルについて、経済産業省から緊急点検を行うよう指示を受けたと発表した。指示文書は13日付で、点検状況を1カ月以内に報告するよう求めている。北電担当者は「適切に対応する」としている。

 北陸電力は11月中旬、志賀原発2号機原子炉内などの燃料集合体を点検する。燃料取替フロアで行われていた新規制基準に対応するための工事がほぼ完了したことに伴い、燃料を取り出して調べられる状況となった。

北國新聞社

最終更新:10/15(土) 2:31

北國新聞社