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【債券週間展望】長期金利低下か、日銀買いオペが支え-ECBに注目

Bloomberg 10/14(金) 16:35配信

来週の債券相場は長期金利の低下が予想されている。日本銀行による3回の長期国債買い入れオペが見込まれ、相場の支えになるとの観測が背景にある。一方、金融政策の不透明感から欧米金利の上昇は警戒されており、欧州中央銀行(ECB)理事会に注目が集まっている。

今週の新発10年物国債344回債利回りはマイナス0.05%と9月23日以来の水準まで上昇したが、30年債入札順調や長期国債買い入れオペで好需給が確認されるとマイナス0.065%まで低下した。新発20年物158回債利回りは一時0.405%、新発30年物52回債利回りは0.525%まで上昇したが、その後は買いも入った。

マスミューチュアル生命保険運用戦略部の嶋村哲金利統括グループ長は、「国内的な材料に乏しく、来週も日銀による金利コントロール下で静かな相場が見込まれる」とする一方、「グローバルなイールドカーブのスティープニング圧力が強まるかが焦点。一つの注目はECB理事会だ」と指摘する。

ECBは20日に定例理事会を開き、ドラギ総裁が記者会見する。ブルームバーグ・ニュースはユーロ圏の複数の中央銀行当局者の話として、ECBは量的緩和の期間終了前に段階的に資産買い入れを減らしていく可能性があると報じた。嶋村氏は、「金融政策の限界論的な見方が強まった場合、グローバルなイールドカーブのスティープニング圧力が円債にも効いてきそうだ」と言う。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「ECB理事会への注目度が高い上、米利上げ観測が続くことで上値追いには慎重」としながらも、「世界経済の先行き不透明感が残る中で投資家からの国債売りは見込みづらい」と指摘。「投資家の押し目買い姿勢が続くことや、日銀の国債買いオペに支えられ、底堅さが目立つ展開になるだろう」と予想する。

みずほ証券金融市場調査部によると、来週の国債買い入れオペは、17日に短中期ゾーン、19日に長期・超長期ゾーン、21日に中長期ゾーンの実施があると予想している。

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最終更新:10/14(金) 16:35

Bloomberg