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欧州債(14日):ドイツ国債下落-売り浴びせ限界に達したとの見方も

Bloomberg 10/15(土) 1:48配信

14日の欧州債市場ではドイツ国債が下落。欧州中央銀行(ECB)が資産購入プログラムを縮小するとの観測が欧州債を圧迫した。ドイツ債は週間で2週続落となり、10年債利回りは1カ月ぶり高水準に達した。

一方、緩和策のテーパリング(段階的な縮小)協議に懐疑的な見方もあり、量的緩和策で購入可能な国債が不足している状況や緩和策延長の能力と意思への注目も再び浮上している。

ロンドン在勤のモヒト・クマール氏率いるクレディ・アグリコルのアナリストらは顧客向けリポートで、ドイツ国債の方向性は米国債に左右されるだろうとし、「現行水準から売り浴びを受ける余地は限られている」と指摘。欧州ならびに世界的に「国債市場は過去数週間で売り込まれ、投資妙味が現れた」と説明。ECBが量的緩和を調整しない限り、現行水準からドイツ国債に売りを浴びせるのは難しいだろうと付け加えた。

ロンドン時間午後3時3分現在、ドイツ10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.053%。月初来では17bp上げており、12日には先月14日以来の高水準に達していた。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格はこの日、0.143下げ99.48。

原題:Selloff in European Bonds Reaching Limits, Credit Agricole Says(抜粋)

Anooja Debnath

最終更新:10/15(土) 1:48

Bloomberg