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欧州株(14日):4日ぶり上昇、銀行株高い-中国統計で景気懸念和らぐ

Bloomberg 10/15(土) 2:06配信

14日の欧州株式市場では、指標のストックス欧州600指数が4日ぶりに上昇した。この日発表された中国統計で生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)がいずれも予想を上回ったことを受け、世界景気ならびに中国経済の健全性に対する懸念が和らいだ。

業種別指数の中で銀行株指数の上昇率が首位となった。イタリアのバンコ・ポポラーレとポポラーレ・ディ・ミラノ銀行(BPM)が大きく上げた。両行の合併案を株主が承認するとの楽観が買いにつながった。鉱業株では英蘭系リオ・ティントとBHPビリオンが高い。英アングロ・アメリカンは1.6%値上がり。

ストックス600指数は前日比1.3%高の339.95で引けた。これは先月22日以来の大幅上昇。前週末比では0.1%上げ、3週ぶりにプラスとなった。シティグループとJPモルガン・チェースの7-9月決算が予想を上回る内容となり、米企業業績の強さをめぐる懸念が和らいだことも相場上昇への支援材料となった。

スタンダード・ライフ・インベストメンツのグローバル・テマティックストラテジスト、フランシス・ハドソン氏(エディンバラ在勤)は「前日の相場下落は少し行き過ぎだったため、反発した」とし、「生産者物価のデータに続き、鉱業株のパフォーマンスが力強かった。現行の相場水準から見ると、欧州業績に関して楽観的なムードが広がっているようだ」と語った。個別銘柄では、上場ヘッジファンド会社の英マン・グループが14%高と、2014年2月以来の大きな上げを演じた。7-9月期の運用資産が6%増えたほか、自社株購入計画とアールト・インベスト・ホールディングを買収すると発表した。一方、スイスの農薬・種子メーカー、シンジェンタは2.1%下落。同社買収で合意している中国化工集団(ケムチャイナ)が中化集団(シノケムグループ)と合併する計画が伝えられ、これが買収に影響を及ぼす可能性があるとの懸念が広がった。

原題:European Stocks Rebound as China Data Ease Global Growth Worries(抜粋)

Aleksandra Gjorgievska, Alan Soughley

最終更新:10/15(土) 2:06

Bloomberg