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巨人ドラフト戦力のカギ握る“アマ事情通”由伸監督の考えは?

東スポWeb 10/16(日) 10:20配信

 巨人にとって来季の命運がかかったドラフト会議が目前に迫っている。山下スカウト部長は6日のスカウト会議後、1位指名候補について「柳(明大)、佐々木(桜美林大)、田中(創価大)、寺島(履正社)、今井(作新学院)、藤平(横浜)。この中から決める」と明言。なかでも評価が高いのは、田中と佐々木の大学生両右腕とみられるが、最終的な候補の決定は「(ドラフト会議当日の)20日に監督に会って決める」とした。

 巨人にとって、今年のドラフトの重要性は近年になく高い。昨年は即戦力として桜井(立命大)を一本釣りで1位指名したものの、右ヒジの故障などもあり、登板わずか1試合と期待を裏切る結果に終わった。

 若手発掘と育成は、球団にとって今オフ最大のテーマ。12日に由伸監督が老川オーナーら本社経営陣にシーズン終了を報告した際に、経営サイドから強く要望されたのが若手の育成だ。指揮官も「若くていい選手を獲り、しっかり育てないといけないと思います」と返したという。

 そうした経緯もあるだけに、今年は誰を1位指名するかはもちろん、下位指名も含めて“外せないドラフト”になる。スカウト陣は慎重に候補の選定を進めているが、現場からは「由伸監督の意見も反映させるべき」との声が上がっている。

 指揮官をよく知る人物によれば、現役時代から由伸監督の“アマチュア野球好き”はチーム内でも有名で「高校生から大学、社会人まで、毎年驚くほど選手の名前を把握しているんですよ。独自の人脈があるのか評価も的確で、本職のスカウトが驚くほど」だという。

 候補の決定に関しては、山下スカウト部長も由伸監督の承諾を得るとしているが、基本的に主導権は球団側にある。それでも「監督の性格からして球団の方針を尊重するでしょうが、評価に関してはしっかり意見を聞いて参考にしてほしい」と周囲は期待。由伸監督にとって、就任後初めてのドラフト会議まであと5日。巨人の未来を担う逸材は掘り当てられるか。

最終更新:10/16(日) 10:20

東スポWeb