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「絶対にふがいないプレーはできない」大声援を力に、松山英樹が国内メジャー初制覇

ゴルフ情報ALBA.Net 10/16(日) 18:48配信

<日本オープン 最終日◇16日◇狭山ゴルフ・クラブ(7,208ヤード・パー70)>

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 やはり、強かった。3日目で首位に立った松山英樹は最終日5バーディ・4ボギーの“69”でラウンド。スコアを1つ伸ばしトータル5アンダーで逃げ切り、初の国内メジャータイトルを手にした。

 この日も1万人を超えるギャラリーが来場。その中で2番パー3でバーディを先行させると、7番までは一進一退のプレーに。しかし、8番でスコアを伸ばすと、9番パー5ではグリーンまで232ヤードのセカンドショットを3番アイアンで2オンに成功。イーグルは逃したが、難なくバーディを奪い後続を突き放した。

 後半はチャンスにつけても決めきれずもどかしい展開に。15番でボギーが先行するが、16番パー3では下り10メートルのバーディトライをジャストタッチで決めてガッツポーズ。「大事なところで決まってくれた」と会心のパットで勝負を決定づけた。最終ホールではボギーにしてしまったが、終ってみれば2位に3打差をつけて快勝。プロとしてはじめて出場した日本最高峰の試合で、その高い実力を大ギャラリーの前で見せ付けた。

 4日間、大声援を浴びながらラウンド。主戦場の米国ではアウェー感を受けるが今回は完全に「ホームでしたね。楽しかったです」、応援も大きな力になった。「やはりコースが人で埋め尽くされていると、絶対にふがいないプレーはできない」。米国で成長した姿を存分に披露した。

 米国の厳しいセッティングを戦い抜くために磨いたショートゲーム、そして持ち前のパワーで他の選手を圧倒。日本のメジャータイトルは獲得したが「これを目指していたわけではないので」。世界4大メジャー制覇を目指す“怪物”にとっては通過点だ。

 今後は米ツアー「CIMBクラシック」、世界ゴルフ選手権「HSCBCチャンピオンシップ」に出場予定。その後は11月末までの「ワールドカップ」まで「3週間空きますが、どれに出るかは決まっていない」と今後日本の試合に出るかは体調やスケジュール次第となる。

 今季初の日本ツアー出場で優勝。大きな期待を背負い、見事にそれをやってのけた松山の強さは、凄いの一言に尽きる。「最終ホールのパーパットを外すようでは(海外では)勝てない。これからも練習していきたい」。この勝利に驕らずさらに上を目指す松山。これからもきっと日本のゴルフファンにいいニュースを届けてくれるだろう。

(撮影:米山聡明)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:10/16(日) 18:48

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