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文化の復権に誓い 福島県立博物館30周年祝う

福島民報 10/16(日) 11:09配信

 福島県立博物館の開館30周年記念式典は15日、会津若松市の同博物館で行われ、講演や館長対談、公募シンボルマーク発表などで節目を祝った。記念特集展「収蔵庫からこんにちは」も開幕し、中島村の四穂田古墳から出土した東北初の短甲(鉄板よろい)などが公開された。

■シンボルマーク発表 特集展も開幕

 式典では赤坂憲雄館長が「東日本大震災から立ち直り文化の力を復権させなければならない。博物館リニューアルに向けて歩みを進める」と式辞を述べた。畠利行副知事が「機能や役割をさらに充実させ、文化の力で地域再生に努めていく」とあいさつした。杉山純一県議会議長が祝辞を述べた。
 川柳作家で文化庁文化審議会委員のやすみりえさんが記念講演した後、赤坂憲雄館長と「伝統を現代に生かす」と題し対談した。
 記念特集展では、中島村の四穂田古墳から出土し修繕した東北初の鉄板よろい「三角板鋲(びょう)留短甲」のほか、伊達政宗が磐城氏に宛てた書状を初公開。「若松鶴模様吸物椀四拾人前」や松平容保公の書状なども展示し、訪れた市民らがじっくり見入っていた。特集展は11月27日まで。
 県立博物館は昭和61年10月に総合博物館として開館し、これまで延べ約450万人が来館している。
 式典後に同博物館は公募していたシンボルマークを発表した。フタバスズキリュウをデザインに生かした作品で、今後パンフレットなどで活用する。

福島民報社

最終更新:10/16(日) 11:33

福島民報