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どっちがオトク? 銀行口座は「複数」VS「1つ」

ZUU online 10/16(日) 19:10配信

銀行口座の利用方法というと、お給料を受け取り、電気代などの固定費を引き落とすという使い方がメインになることが多いでしょう。しかし、FPである筆者のもとには、たくさんの通帳を携えて様々な使い方をお話しくださる人も多くいらっしゃいます。

また、ネット銀行など口座の選択肢が広がってきたためか、口座の管理方法についてどのようにしたらよいかというご相談も増えてきました。

今回は、「口座は複数派」と「口座は1つ派」の主張を紹介し、銀行口座の持ち方について考えていきましょう。

■「銀行口座は用途別に持っておくといい派」の主張

複数の通帳を使いこなしている方の例をご紹介しましょう。

(1) 「貯蓄用」と「普段の生活費決済用」に口座を分ける

普段使うお金と貯めたいお金を1つの銀行口座で管理していると、思いがけないカードの引き落としで気が付いたら残高が減ってしまうことも多いので、「貯蓄用」と「普段の生活費決済用」に口座を分けている。本当に貯めたい、使いたくないお金はあえてあまり支店のないキャッシュカードでも下ろしにくい銀行の口座に入れておくとよい。

給与振込口座=生活費決済用口座=大手都市銀行口座、貯蓄は金利のよいネット銀行を探して預けかえる。

(2) 「臨時支出用」の口座を設ける

何かの時のためと貯めてはいても、旅行や車検など突発的な大きい出費があるとその貯金から取り崩してしまい、結局は残高がなかなか増えないということになってしまう。そのような「臨時支出」に対応するため数年スパンで支払いが必要になる費用を専用口座にプールしておき、そこから臨時支出をまかなうと純粋に貯めておきたいお金に手をつけずにすみます。

口座を複数持っておきたい方は、目的別にお金を管理するために口座を使い分けているようですね。

■「銀行口座は一つにまとめておくといい派」の主張

次に、お金は1つの口座でまとめておくという方の例です。

(1) 管理が難しくなるから一つの口座で管理

たくさん口座をもっているとよく分からなくなるから、一つの口座ですべてのお金を管理したいとのこと。また、1つの口座でも、表と裏で普通預金と貯蓄預金と定期預金のページがあるから、わざわざ通帳をわけてお金の管理をする必要がない。

(2) 近所に銀行が1つしかない、ネット銀行は不安

近所に銀行は一箇所しかない、ネットバンキングも心配という声。そうすると使い慣れている口座でお金を管理していくという行動に。

口座を1つにしておきたい方は、シンプルにわかりやすくお金を管理しておきたいといえるでしょう。

■「口座は複数派」と「口座は1つ派」のどちらがおトク?

銀行口座を複数もつか1つしか持たないか、どちらがおトクであるとは一概に言えませんが、どのようなタイプの人はどちらがベターかは考えることができるでしょう。

「口座は複数派」
・貯金をしていてもなんとなくの出費でお金を使ってしまい、お金が貯まらない
・お金を目的別に管理したい人
・家族に内緒のお金を持っていたい人
・ネット銀行で少しでもよい金利でお金を管理したい人

「口座は1つ派」
・口座が複数あると管理が大変だと思う人
・1つの口座でお金の流れがわかるようにしておきたい人
・口座を分けなくてもしっかりお金を貯められる人

「複数派」の人は、たくさん口座を作りすぎて、どこにいくらあるかわからなくならないよう気をつけることが大切です。自分がどちらのタイプかをしっかり見極めて、自分にあった銀行口座の利用方法でしっかりとお金を管理していきましょう。

稲村 優貴子
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、心理カウンセラー。2002年にFP資格を取得し、独立。現在「FP For You」代表。テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。「FP Cafe」登録FP。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:10/16(日) 19:10

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