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ふるさと納税活用 本宮市整備の「英国庭園」

福島民報 10/16(日) 11:35配信

 福島県の本宮市はふるさと納税で寄せられた寄付金を糠沢地区の屋外遊び場「スマイルキッズパーク」に造る英国庭園の整備に活用する。整備に特化した納税枠を新設し、17日から寄付を募る。来年10月開園予定の英国庭園は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後から復興に歩む現状を国内外に発信する新たな拠点となる。善意を設備の充実や草花の植え替えなどに役立て、市民とともに育てる庭園を目指す。
 市はこれまでの寄付金の用途を子育て支援、教育環境の充実、社会福祉の充実、産業の振興、市長におまかせの5項目に分け、寄付者が選択する仕組みにしていた。英国庭園整備の枠を新設し、市民や市にゆかりのある関係者に協力を呼び掛ける。将来に残せるよう寄付金は主にオブジェやベンチなどの購入費への活用を想定し、草花の植え替え費への充当も検討する。
 市は平成20年度からふるさと納税制度を開始した。寄付件数は初年度が12件だったが、1万円以上の寄付者に対し約5千円相当の特産品の返礼を始めた27年度は47件と大幅に増えた。今年度も9月末現在で21件と順調に推移している。
 英国庭園の整備は24年7月、福島民報社が企画したふくしま復興大使のロンドン五輪派遣事業を機に英国・ロンドンに造られた「福島庭園」の開園がきっかけとなった。福島庭園の3周年記念式典で庭園を管理するケンジントン&チェルシー王立区長から「福島に英国庭園を」との提案があり、内堀雅雄知事が協力を約束。英国のウィリアム王子が来訪した縁のある本宮市が整備に乗り出した。12月には設計が完了し、来年2月に着工する。完成後は「福島庭園」との連携や姉妹公園の締結、人的交流を展開する方針。
 寄付の問い合わせは市秘書広報課 電話0243(24)5332へ。

福島民報社

最終更新:10/16(日) 11:49

福島民報