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風俗嬢がぶつかる40歳の壁 風俗嬢の再就職を支援する団体とは

AbemaTIMES 10/16(日) 16:24配信

風俗嬢の再就職を支援する一般社団法人Grow As People(GAP) には性風俗からの再就職を考える女性たちが多く訪れる。アヤカさん(仮名)もその1人。「昼間の仕事をしても、生活レベルをすぐに落とせるかといったらわからないし、昼間の仕事で人間関係だったり、その仕事がやっていけるかどうかわからないという不安がずっと自分の心の中にあって、そこから逃げていた」。アヤカさんのように一度風俗の仕事をすると、一般の仕事に就職するには様々なハードルがある。Grow As People(GAP) は、そんな風俗嬢たちの再就職を支援している。

夜の世界を独自のデータを元に分析した「夜の経済学」(扶桑社) によると、風俗嬢の人数は約30万人、違法店で働く人数も加算すると数はさらに多くなると言われている。収入は個人によって大きな開きはあるが、平均的な出勤日数を1カ月14日として計算すると平均月収は49万円ほど 。風俗の世界に飛び込む理由は様々だが、共通して突き当たる”壁“がある。それが「40歳の壁」と言われる問題だ。18歳から22歳までは月間出勤日数16日で、80万円ほどあった月収が、40歳を超えると出勤日数も減少し20万円以下になってしまうのだという。

Grow As People代表理事・角間惇一郎さんは40歳の壁を、体力的な問題によるものだと説明する。体力が衰え、これまで1カ月に12日前後出勤できていたのに、それが体力的に出勤できなくなってしまうのだという。角間氏は「風俗を辞めさせることは目的としていない」と話す。Grow As Peopleが目指すのは社会的孤立をなくすこと、そして体力面や社会的要因で辞めざるを得ない仕事の人が再就職しやすい社会を作ることだという。

最近は貧困以外の理由で風俗を選ぶ女性も増えてきていると言われている。入り口が必ずしも経済的な理由というわけではないという中で、40歳の壁に突き当たった時に次のステップに進めるような支援があることが重要だ。「その壁に苦しむ前に次の道を自分で考えて行動できるようなお手伝いができたらと思います」Grow As Peopleの柳田あかねさんはそう話した。

最終更新:10/16(日) 16:24

AbemaTIMES

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