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外国人講師が児童に「授業」 前橋旧嶺小に「英語村」

上毛新聞 10/16(日) 6:00配信

 昨年3月に閉校した旧嶺小(群馬県前橋市嶺町)を活用し、体験活動を通じた英語教育を行う「イングリッシュビレッジMAEBASHI(英語村)」の開校式が15日開かれ、行政、教育関係者が校舎の新たな門出を祝った。廃校舎を語学体験施設として活用する事例は全国的にも珍しく、児童生徒の英語力向上や観光振興への効果が期待される。

◎企業向け研修も

 施設は県内で専門学校を展開する中央カレッジグループ(同市古市町)が開設した。式典で、中島利郎代表は「グローバル化で英語が重要な時代。異文化に理解がある前橋、群馬になるといい」とあいさつ。山本龍市長は「英語教育で新しい日本の形を導いてほしい」と歓迎した。

 続いて行われた見学会で、飲食店での注文や空港の入国審査で使う英語を外国人講師との会話を通じて学ぶプログラムが公開された。

 施設は1968年と93年に建てられた旧校舎(2階建て)2棟を一部改装して活用。英国やフィリピン出身の外国人講師がスポーツやゲームを通じた体験プログラムを実施する。主な対象は小学生。本格的な運用は来年4月からで、平日は学級単位、休日は観光客を含む個人の利用を想定している。企業向け研修や講師の派遣も行う。

 今月17~23日に一般向けの見学会を開くほか、来年3月末まで随時説明会を開催する。

 同小は1874(明治7)年に赤城小として創立され、児童数の減少に伴い閉校した。

最終更新:10/16(日) 6:00

上毛新聞