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「天領上下白壁まつり」で時代行列 広島・府中、4千人が町並み堪能

山陽新聞デジタル 10/16(日) 22:13配信

 江戸時代、幕府直轄地(天領)として代官所が置かれ、山陰と山陽を結ぶ宿場町として栄えた広島県府中市上下町で16日、「第23回天領上下白壁まつり」(実行委主催)が開かれた。会場の同町商店街では時代行列などがあり、歴史ムード満点。市内外から約4千人(主催者発表)が訪れ、白壁の町並みを堪能した。

 恒例の時代行列は、地元商工会の会員や高校生ら約20人が参加して約500メートルをパレード。明治の文豪・田山花袋や田山の代表作「蒲団(ふとん)」のヒロインのモデルで地元出身の文学者・岡田美知代らに扮(ふん)して練り歩いた。

 オープニングセレモニーでは、上下北小の3~6年生12人が地元の伝統芸能・翁陣(おきなじん)太鼓を熱演。上下保育所の年長組29人はよさこい踊りをかわいらしく披露した。

 岡山県文化百選にも選ばれ、鐘楼や外壁の老朽化から8、9月に改修工事が行われていた商店街のシンボル・上下キリスト教会もお披露目され早速、市民らが礼拝に訪れていた。

 地元農家や骨董(こっとう)品店などによる41ブースが並び、府中焼きや上下地区産米の米粉を使ったおやきなど地域ゆかりのグルメが人気を呼んでいた。

 家族で訪れた呉市、女性(66)は「まつりは3回目。何度来ても自然豊かで人情味がある素晴らしい町だと感じる。昔ながらの風景に心が落ち着きます」と話していた。

最終更新:10/16(日) 22:13

山陽新聞デジタル