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メルセデスF1、2015年シーズンの損失額として28億円超を計上

オートスポーツweb 10/16(日) 10:00配信

 メルセデスは、ドライバーズとコンストラクターズ両方のチャンピオンシップの防衛に成功した2015年シーズンの税引き後損失額が2,230万ポンド(約28億3千万円)であると発表した。 

今年もタイトル争いを繰り広げるメルセデスの2人

 この数字はメルセデスF1チームの法人名であるメルセデスベンツグランプリLtdの2015年末の決算で明らかになった。これは、税引き後の損失額が7,610万ポンド(約97億円)であった前年度の決算から大幅な改善があったことを示している。

 トト・ウォルフが承認したこの報告書では、メルセデスは新記録を出した2014年シーズン中にこの高い水準を維持するか向上することが出来るとしていたが、期待値をさらに超えたと記されている。

 チームはルイス・ハミルトンが3回目のワールドタイトルを獲得したことにより、数々のシーズン記録を維持または更新した。

2014/2015
レース勝利:16/16 記録維持
ワンツーフィニッシュ:11/12 新記録
トータル表彰台フィニッシュ:31/32 新記録
チャンピオンシップポイント:701/703 新記録
ポイント獲得率:81.5%/86.0% 新記録
ポールポジション:18/18 記録維持
予選ワンツー獲得:12/15 新記録


 この報告によると、財務結果は株主が事前に定義した所定のパラメータであるとのことだ。

 財務状況が改善された要因として、さらに高額のスポンサーシップ契約を締結したことによる収益増加と、2014年にパフォーマンスが改善したことによる商業権利者からの収益増加によって6,630万ポンド(約84億円)の売上増加があったと述べている。

 さらに、主にインフレによる給与コストの増加によるオペレーティングコストが810万ポンド(約10億円)の増加、また企業減税により410万ポンド(約5億円)の減少があると加えた。



 メルセデスは、サーキットでのパフォーマンスとスポンサーシップからの収入をベースとして将来的な収益増加の見通しを立てている。

 メルセデスは、2016年以降商業権利者から年次ボーナスを受け取ることになっている。それは2014年と2015年2度のワールドチャンピオンシップを対象に合意されていた。

「将来的な挑戦は、毎シーズンチャンピオンシップを戦い続けること、そして同時に近年の商業的な改善傾向を続けていくこと」としている。

「この挑戦は過小評価されるべきではない。F1レースにおける競争の強さと質は、国際的なモータースポーツの中で最高峰である」

 またこの報告書には、メルセデスが公正かつ透明な方法でF1にかかるコストを削減していること、そしてすべてのチームが全体的なF1参入コストを減らすために確実な合意がなされうることが記されている。

[オートスポーツweb ]

最終更新:10/16(日) 12:33

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