ここから本文です

民泊の恩恵で意外な商売繁盛業種

ZUU online 10/17(月) 6:10配信

民泊株や民泊恩恵事業という言葉があるほど、この1年でも民泊に関連する事業がいくつも生まれ、育っています。民泊に関連した企業に投資する、または関連事業に新規に自分で参入するのもいいでしょう。こうした民泊に関連したビジネスの情報をピックアップしてみました。

■クリーニングではなくコインランドリーが売り上げ上々

民泊ブームが起きる前、コインランドリー投資が話題になった時期がありました。新型の大型洗濯機や乾燥機を導入したフランチャイズ式のコインランドリー「マンマチャオ」。布団や毛布をクリーニングに出すより、きれいで安いとブームになりました。

その後、到来した民泊ブームの恩恵をさらに受けました。民泊施設の清掃を請け負う業者が、付近のコインランドリーで連日、シーツやタオルを乾燥させるのに、フル活用し始めたためです。

都心で細々と経営していたコインランドリーが新型の洗濯乾燥機に入れ替え、リニューアルしています。物件を借りて事業を行っても利回りは15%出るというので、民泊物件の1階部分やその近所での開業は魅力的でしょう。

■ニトリとIKEAで民泊開業グッズをワンストップ調達

Airbnbの各部屋の写真を見ていると、多くの部屋が「IKEA」や「ニトリ」の家具・寝具でコーディネートされています。IKEAは上場していないので、株式での恩恵には乗れませんが、ニトリは上場しています。家具や寝具だけでなく、安価で耐久性のいい家電も民泊施設で大活躍のようです。

ニトリの株は2016年9月現在、割高感は指摘されていますが、それでも買われる傾向にあります。株主優待としては、最低保有株数100株で10%引きの買い物券が5枚ももらえます。これから引越しや家具の買い替えを予定している方には、大きなポイントでしょう。

■外国籍料理用の店舗賃貸

民泊施設の集中しているエリア、例えば大阪市中央区では、寿司、たこ焼き、串カツが目当ての観光客と同様に、自国の味を求めてくる人たちへの新規飲食店の開店が目立ちます。それまで日本人客相手に日本人用にアレンジした料理を出す店が多かったのが、現地の人たちでも満足のいく本格派の飲食店の開店ラッシュです。メニューも現地の言葉そのまま、スタッフも日本語がカタコトの外国人です。

今まで空き店舗だった場所にこうした店舗が次々と開業しています。このブームは、2020年の東京オリンピックまで続くのではないかとみられています。民泊施設が多いエリアで、空室のある物件を持っているなら…。それが特に1階や2階部分で店舗にできるようなら…。外国人経営の店舗への賃貸も考慮してみる価値があるかもしれません。

■清掃スタッフなどを登録するクラウドサービス事業

このところ、クラウドサービスが清掃サービス事業主と提携し、民泊清掃スタッフの手配を始めています。民泊清掃事業者はこれまで、突発的に入る予約に対応できる人員の確保は困難でしたが、こうした新しいサービスが頼もしいパートナーとなっているようです。また地方で民泊を経営したいホストにとっても、近くでクラウド登録しているスタッフを比較的簡単に探せるようになりつつあります。

清掃スタッフのみならず、ゲストからの問い合わせを語学の得意なクラウドワーカーに依頼するという案件も増えているようです。2015年くらいまでは、Airbnbではゲストへの質問には24時間以内に返答が望ましいと言われていましたが、いまや回答は1時間以内というところも増えています。30分以内の返答を誇るホストもいるようです。時差のある国からの問い合わせにも24時間体制でメールに対応するなど、ホストの多くはゲスト確保に懸命です。

クラウドサービス事業としては、すでに上場している「クラウドワークス」は着実に株価が上昇しています。また近い将来の上場を目指す「うるる」も、民泊清掃サービス業の「スクイーズ」との業務提携を発表したばかりで注目の企業です。

この他にも外国人に対応したレンタカーサービスや、来日者が日本で手軽にユニークなツアーや体験に参加できるサービスも誕生しています。民泊から波及する新しいビジネスには、まだまだ目が離せない状態が続きそうです。(提供:民泊投資ジャーナル)

最終更新:10/17(月) 6:10

ZUU online