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『FFXIV』“マハ最終章”のバトルはエアシップ上からスタート! 出張プロデューサーレターLIVE in LAS VEGAS

ファミ通.com 10/17(月) 12:32配信

文・取材:ライター Mainai、撮影:ライター バーボン津川、撮影:編集部 オポネ菊池

●北米プレイヤーの質問に吉田氏がその場で回答!
2016年10月14日~2016年10月15日(現地時間)の2日間、アメリカ・ラスベガスにて開催された『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)の大規模ファンイベント“FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2016 Las Vegas”。2日目に行われた、出張プロデューサーレターLIVE in LAS VEGASの模様をお届けする。

 『FFXIV』の未来図をプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏みずからが語る、プロデューサーレターLIVEが開催。今回は“FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2016 Las Vegas”のステージイベントの一環として“出張版”と銘打ち、ラスベガスの会場から全世界に向けてオンエアされた。

 この日の放送のテーマは、“一問一答”。パッチ3.4をプレイして感じた疑問や要望を北米エリアのファンから事前に募集し、その中から選ばれた質問にプロデューサー兼ディレクターの吉田氏が答えていく形で進行した。

●『紅蓮のリベレーター』でお目見えする高難度レイドにも言及!
 それでは、一問一答の様子を紹介していこう。質問の回答者は、すべて吉田氏だ。

Q.機工城アレキサンダー:天動編(以下、天道編)で、開発時の裏話や苦労話が聞きたい!

A.天動編は、時間を操るというシナリオ上のコンセプトが、コンテンツ内に十分反映できていると思っている。この経験を活かし、『紅蓮のリベレーター』で開幕する新しいレイドも、テンションが高まる内容にしていきたい。
 ちなみに、天動編3層のQTE(ボタンを押してボスから飛び降りるギミック)は、入力のタイミングが当初ものすごくシビアで、初挑戦の際は必ずといっていいほど戦闘不能になった。これを是正すべく、ゲームパッドのボタンからマウスのクリックまで、あらゆる入力でステージに飛び降りられるよう指示をした。ただし、チャットだけは「叫び声で飛び降りるのはおかしい」という話になり、例外的に操作から外した。

Q.今後、プレイヤー自身の選択によってストーリーが変化することはありえる?

A.同様のフィードバックを多くいただいているので、『紅蓮のリベレーター』では、プレイヤーのジョブを見て選択肢が変わる処理をいくつか入れている。ただし、誰か(特定の登場人物)が途中で退場することがあったとしても、レイズで蘇生できないと思う。

Q.暗黒騎士のアンリーシュの効果がPvPコンテンツに合わせて調整されたが、オートアタックが途切れる効果がPvEでも発生している。これをもとの操作感に戻してほしい。

A.パッチ3.4公開後、たくさんのフィードバックを頂戴した。現在は、アンリーシュで付与したバインドの効果を自身の攻撃で壊してしまわないために、オートアタックが中断する仕組みになっている。フォーラムで「この仕組みは仕様どおり」と回答したそうだが、PvPは従来どおりオートアタックが停止する一方、PvEは以前の操作感に戻す調整をパッチ3.45で加える。

Q.冒険者小隊を、ふた組同時に任務へ派遣したい!

A.かなり複雑なパラメータコントロールを行っているためすぐには難しいが、技術的には実現可能。冒険者小隊コンテンツは今後もアップデートしていくので、前向きに検討する。
 現在、小隊のメンバーの中から3人を選抜して、光の戦士といっしょにダンジョンで訓練できる企画を進めている。2チームの同時派遣可能は、その後になりそう。ちなみに、(既存の)すべてのダンジョンで訓練を行うのはおそらく不可能。なぜなら、たとえば光の戦士がボスに飲み込まれたとしても、小隊のメンバーは助けてくれないから。比較的ギミックの少ないダンジョンから利用可能になるとは思うが、「サスタシャはもういやだ」とスタッフに話をしている。

Q.デュエルが行われる空間は四角いのに、英語の名称が(円形であることを示す)デュエリングサークルとなっている。表記が間違っているのでは?

A.PvPチームに伝えておく。

Q.冒険者小隊のメンバーに話しかけるとステータスが表示されるだけで、なんとなく味気ない。彼らと会話できるようにしてほしい。

A.開発チームでもかなり議論したところではある。小隊メンバーの(セリフの)テキストを性格別にリスト化したところ、ものすごく膨大な量になってしまった。これを実現させようとすると、実装が年明けごろになってしまう。今後、パッチ公開の合間に少しずつセリフを増やしていければとは思っている。

Q.取り外した邸宅の外装を、再度表示させる機能がほしい。

A.ハウジングのデータをできるだけ小さくしているせいで、邸宅の見た目を保存する領域が現状ではひとつしかない。このため、“予備を取っておく”みたいな処理はいまのところできない作りになっている。
 現在ハウジングチームは、新しいハウジングエリアを作るために全力を挙げている。『紅蓮のリベレーター』向けの居住エリアが完成して、家の中に置ける調度品の数を無事に増やせた後であれば、(外装の再呼び出しが)実現できるかもしれない。

Q.エギ向けのミラージュプリズムを開発していると以前発表されたが、いまの進捗状況を教えてほしい。

A.現在作業中で、実装のメドは立っている。エギの姿を別のエギに切り替える仕組みは、間に合えばパッチ3.5でリリースできる予定。最初は、カーバンクルをタイタン/ガルーダ/イフリートの見た目に変えられるようになる。プレイヤーの皆さんは長らくカーバンクルを使っていないと思うので、この機会にぜひかわいがってあげてほしい。今後、ラムウやセフィロトなどのエギも順次追加していく予定。

Q.デュエルが終了した後すぐに再戦できるよう、アクションのリキャストをリセットしてほしい。

A.そのリクエストは理解できるので、すごく前向きに検討する。ただし、リキャストのリセットを悪用されないように慎重に実装する。

Q.零式:天道編で獲得できる装備を染色できないのはなぜ?

A.染色できないのは、コストが原因。今回は、ノーマル版と零式の装備のデザインをできるだけ変えるように努めた結果、染色を可能にする作業が行えなかった。キャラクターモデリングチームに「どこかのタイミングで何とかならない?」と聞いてみるが、彼らもたくさんの装備を日々制作しているので、そこはご理解いただきたい。

Q.零式:天道編は、いままでよりも攻略のペースが早いと思います。この現状は想定どおり?

A.ワールドファーストからワールドサードまでに関しては、完全に想定どおりのクリア時間だった。今回はそうした攻略レースを楽しめるようにしたうえで、時間は掛かったとしても、できるだけ多くの方がクリアできる味付けを目指した。その点に関しても、零式:天動編をたくさんのプレイヤーに遊んでもらえているので、想定どおりかなと思っている。
 つぎのレイドの難易度も、天動編と同じような状態になるのかといえば……たとえるのが難しい。レベルキャップが70になってアクションが追加されると、いままでよりもジョブが使いやすくなるので、単純に双方を比較できない部分がある。たとえクリアのペースをいまと同程度に設定したとしても、「もっと難しいコンテンツがほしい」という要望が高まると思うので、「8人で挑むレイドとは別に、選ばれた人たちだけが戦える何らかのコンテンツを提供できるようにがんばりたい」という話を担当者と交わしている。(実装が)決まったら、皆さんに報告する。

Q.クロの空想帳をプレイしているが、リトライとシャッフルを使っても目当てのアイテムが手に入らない。チャンスポイントを消費することで、任意のステッカーを好きな場所に貼れるようにしてほしい。

A.イエスかノーで問われれば、残念ながら答えはノー。気持ちはよくわかるが、揃いそうで揃わないからこそ豪華な報酬が用意できる。もしそれを可能にしたら、いまのようなアイテム設定が行えなくなってしまう。

Q.アパルトメントの部屋に、外の景色が見られる窓やベランダを追加してほしい。難しいようであれば、屋上を公共スペースで設置して!

A.窓の外になんとなく景色を作る……くらいであれば実現できるかもしれない。共有スペースとしての屋上も、たぶん作ること自体は可能。ただしその場合、地上にいる冒険者に屋上から声をかけることはできないはず。アパルトメントは4.Xシリーズでもアップデートしていくので、いまのご意見は前向きにトライしていきたい。

Q.個人ハウスやアパルトメントに、地下工房を置けるようにしてほしい。ひとりでエアシップボイジャーをプレイしたい!

A.地下工房は、あくまでもフリーカンパニーのために作ったシステム。フリーカンパニークラフトのアップデートは今後も行うが、それを個人ハウスに入れてしまうと、みんながバラバラに暮らすようになってしまう。いまのところ、個人ハウスなどに地下工房を置けるようにする予定はない。

Q.以前にも増して、イベントやインスタンスバトルにおける演出のクオリティが高まっていると感じている。パッチ3.0が公開されて以降、とくに気を付けていることは?

A.たとえばインスタンスダンジョンであれば、3.Xシリーズの当時から“絶対に迷わず、16~20分くらいでクリアできるように”という部分に気を付けて作っている。この方針は2.Xシリーズ当時から基本的に変わっていない。ただし、同じコンセプトで作り続けているとだんだん新鮮味が薄れてくるので、3.Xシリーズ以降は「演出面や驚ける要素を工夫して実装しよう」を合言葉に制作している。
 パッチ3.5で公開予定のシャドウ・オブ・マハの最終章は、皆さんに驚いてもらえるものをコストをかけて作っている。エアシップの上でバトルがスタートするので、最初から驚いてもらえるはず。ただし、足を滑らせて落ちないように気を付けてほしい(笑)。ちなみに最後のボスは、ミスターオズマ(中川誠貴氏。モンスター班)が制作を担当している。

Q.大迷宮バハムート:真成編をクリアした後にパッチ3.4のメインクエストを進めたので、アリゼーのセリフの分岐が発生しなかった。愛用の紀行録で、会話の分岐を含めたすべてのセリフを確認できるようにしてほしい。

A.愛用の紀行録は、ストーリーライン上の進捗度はチェックできるが、コンテンツをクリアしているかどうかのチェックが行えない仕組みになっている。何とかしたいという声はクエスト担当のチーム内にもあるので、時間を要するかもしれないが、解決したいとは思っている。
 同様の要望として、すべてのメインシナリオを白紙に戻したうえで“強くてニューゲーム”を楽しみたいという声がある。こちらも実現は不可能ではないが、その場合、クリア済みのコンテンツもすべてクローズされた状態に戻るが、それでも納得してもらえるのかという不安が残る。QA(品質管理)チームの仕事量もすごく増えるので、帰国後に相談してみる。

Q.女神ソフィアの衣装が美しいので、ぜひコスチュームとして実装してほしい。

A.(実装は)明言できないが、やるとしたら女性専用装備になるはず。いまはバニースーツの男性版を制作しているので、もう少し待ってほしい。エッダの衣装もリクエストが多いので、今後少しずつ対応していく。

Q.女神ソフィアの肌の色が『FFVI』に登場したソフィアと違うが、これには何か理由が?

A.そもそも蛮神は、召喚した人々の祈りや想像を具現化した存在なので、当時(アラグ帝国が繁栄した第三星暦)の人々はそういう肌の色が好みだったのではないかなと。

Q.ディープダンジョン 死者の宮殿の追加アップデートの中身を教えて!

A.すでにお伝えしているとおり、パッチ3.45で200階まで追加。当然ながら、新しい武器が報酬として用意されている。ストーリーだけでなくボスも新たにお目見えするうえ、ジョブ別のスコアを競うランキングもスタートする。ランキングは、モンスターの討伐数や宝箱の取得数などから算出される総合スコアをもとに順位が決められる。やり込みタイプの方は、ワールド内のナンバーワンを目指して挑戦してほしい。

●さまざまなグッズが年内に新発売!
 プレイヤーから寄せられた質問にひととおり答えた後は、おなじみのお知らせコーナーへと突入。前回のプロデューサーレターLIVEで発表された内容が多いが、復習も兼ねてチェックしてほしい。

 お知らせコーナーは以上で終了し、出張プロデューサーレターLIVE in LAS VEGASは閉幕となった。直近のアップデートとして予定されているパッチ2.45のリリース日は残念ながら明かされなかったが、こちらも近日中に発表があるだろう。今後の動向も要チェックだ。

最終更新:10/17(月) 12:32

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