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北の意見聞き人権決議棄権 元外相回顧録「事実なら衝撃」=韓国

聯合ニュース 10/17(月) 11:34配信

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は17日、記者団に対し、2007年の国連北朝鮮人権決議案の採決前、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が北朝鮮に意見を求めた後に棄権したとの宋旻淳(ソン・ミンスン)元外交通商部長官(68)の回顧録の内容について、「事実なら非常に重大かつ深刻なことで、衝撃的だ」と述べた。

 宋氏は盧政権で北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表などを歴任し、06~08年に外交通商部長官を務めた。08年の国会議員総選挙では盧大統領の流れをくむ統合民主党(現・共に民主党)の比例候補となり当選した。今月上旬、北朝鮮の核放棄を定めた05年の6カ国協議共同声明などを振り返る回顧録を出版した。

 与党セヌリ党は宋氏の回顧録に基づき、盧大統領の秘書室長だった共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が北朝鮮人権決議案の棄権を主導したとして、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表が「北と内通した」と非難するなど攻勢を強めるとともに、党内にタスクフォース(特別チーム)を設置して事実関係を確認している。

 宋氏は回顧録で、盧大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記による第2回南北首脳会談(07年10月2~4日)から約40日後の11月18日、盧大統領が主宰した会議で、北朝鮮人権決議案への賛成を求める自身と棄権を支持する出席者らの間で論争が激化し、金万福(キム・マンボク)国家情報院長が北朝鮮に直接意見を求めることを提案、文氏がこの提案を受け入れ、南北ルートを使って北朝鮮の立場を確認するとの結論を出したとした。

 これに対し、文氏は北朝鮮に採決前に意見を求めたかどうかについては言及せず、「激しい内部討論を経て、盧大統領が多数の意見に従って棄権を決定した」と反論した。

最終更新:10/17(月) 11:46

聯合ニュース

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