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<本木雅弘>映画「永い言い訳」で主演 主人公の妻を亡くした作家「いけ好かない男の感じは私そのもの」

まんたんウェブ 10/17(月) 20:24配信

 俳優の本木雅弘さんの主演映画「永い言い訳」(14日公開)は、妻が旅先の事故で亡くなったことをきっかけに自分を見つめ直すことになる一人の男の“心の旅”を描くヒューマン作だ。「おくりびと」(2008年)以来7年ぶりの主演映画となる本木さんに、話を聞いた。

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 ◇妻の死をきっかけに動き出す物語

 自身を、「本当に不器用なので、同時に二つも三つも抱えて、スイッチを切り替えるように演じることが、なかなかできないタイプ」と語る本木さん。人間の生と死に触れた「おくりびと」で、「人間の価値観の再構築という漠然とした命題を抱えてしまった感じがある」ことから、次なる主演作選びにはことさら慎重だったという。そんな本木さんが昨年、「天空の蜂」と「日本でいちばん長い日」という2本の映画を経て臨んだのが、今作だった。

 映画「永い言い訳」は、「ゆれる」(06年)や「夢売るふたり」(12年)などの監督として知られ、また、作家としても活躍する西川美和さんが、初めて映画に先駆け出版し、直木賞候補になった同名小説を、自ら脚色、映画化したものだ。本木さん演じる人気作家・衣笠幸夫(きぬがさ・さちお)と、深津絵里さん演じる夏子は、結婚20年来の夫婦。しかし、関係はすでに冷え切っており、物語は、夏子が、堀内敬子さん演じる親友の大宮ゆきと出掛けた旅先で事故死したことをきっかけに動き出す。

 ◇西川監督から「もっと追いつめられてください」と言われ…

 幸夫は、本木さんの言葉を借りれば、「妻に支えてもらいながら、のちに成り上がった人気作家。その間に生まれた、売れなかったころのいじけた思考が邪魔をして、ねじれた自意識を持っている男」だ。しかし、幸夫が持つ欠点やあやうさは、人間誰もが持っているもので、本木さんは、「日々それと格闘して生きているというのが人生だと思うんです。そういった中で、心の中でどんなに揺らいだり、温かい思いを持ち合わせていたりしても、表に吐き出さなければ相手には伝わっていかない。そういうリアルな歯がゆさが、この映画の魅力だと思います」と話す。

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最終更新:10/17(月) 23:21

まんたんウェブ

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