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訪韓中国人観光客の「世代交代」進む 若者が急増

聯合ニュース 10/17(月) 11:42配信

【ソウル聯合ニュース】韓国を訪れる中国人観光客の年齢層が低くなっている。数年前はソウル都心などの観光地を訪れる中国人客はほとんどが中高年の団体客だったが、20代や30代が大きく増えた。

 こうした傾向は中国人客の韓国観光の必須コースとなっている市中免税店の売り上げに明確に表れている。

 ホテル新羅によると、ソウル・奨忠洞にある新羅免税店の中国人客の売り上げ(今年1~9月)のうち、20代と30代が占める割合はそれぞれ35.7%と40.8%だった。40代は15.1%、50代は5.6%、60代は1.6%。20~30代の合計が76.5%となり、40代以上を圧倒している。

 20~30代の割合は2009年には34.1%にすぎなかったが、急増を続け、昨年は73.5%に達した。

 特に20代の割合が大幅に増えている。09年には3.6%にとどまっていたが、今年1~9月は36%に上り、10倍の規模に膨らんだ。09年は40代の割合が34.9%で最も高かった。

 別の免税店でも同様の現象が起きている。ロッテ免税店では40歳未満の割合が80%を上回っている。

 今年1~6月、ロッテ免税店の売り上げのうち20代と30代が占める割合はそれぞれ46%と40%だった。40代以上は13%にすぎなかった。

 中国人による免税店売り上げに20~30代が占める割合が上昇している背景には、韓国を訪れる若者が増加していることがある。韓国観光公社によると、中国人客のうち、20~30代が占める割合は昨年50.4%となった。

 中国の海外旅行ブームや韓流ブームなどが重なり合った結果とみられる。中でも1990年以降生まれや個人観光客の増加が大きな影響を与えたとされる。

 業界関係者は「中国で韓流(ドラマなど)を経験した世代が韓国を訪れるケースが増えている」として、「韓流マーケティングなどにより、韓国製化粧品が爆発的な人気を集め、免税店市場の状況も変わった」と述べた。

 以前は中高年層が買い求める海外高級ブランドのバッグや時計などが人気だったが、最近は韓国製化粧品が最も高い人気を集めている。

 ロッテ免税店では今年1~6月、コエックス店(250%)とワールドタワー店(110%)などの江南地域での中国人の個人観光客による売り上げの上昇率が本店(小公店、30%)に比べてはるかに高かった。おしゃれな店が立ち並び、歌手PSY(サイ)のヒット曲「江南スタイル」などでも知られる江南を訪れる中国人客は団体ツアーより若者の個人旅行客が多く、グルメや文化体験を楽しむなど、従来とは異なるスタイルの旅行をしている。

 中国人客の低年齢化や自由旅行・個人客の増加は、韓国の観光業界やショッピング業界に新たな変化をもたらすとみられる。韓国・崇実大の安勝浩(アン・スンホ)経営大学院長は「観光客は最初は名所に行くが、次からはその国のライフスタイルに注目する」と説明。「若い観光客が増えたのは肯定的で、リピーター率を高め、免税店だけでなく、見て食べて楽しめる各分野に効果が広がるよう多様性を高めなければならない」と強調した。

最終更新:10/17(月) 11:44

聯合ニュース

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