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ソフトバンク「達川ヘッド招聘&川崎復帰」でV奪回だ

東スポWeb 10/17(月) 16:35配信

 日本一3連覇への道が断たれたソフトバンク。来季の王座奪回が至上命令になる中で、ヘッドコーチの新設が決定。元広島監督で、昨季まで中日のチーフバッテリーコーチを務めた達川光男氏(61)の名前が浮上している。戦力補強も同時進行。目玉は「今年こそは」と言われている、かつてのチームリーダー、カブスの川崎宗則内野手(35)だ。

 CSファイナルステージでの惨敗を受け、ソフトバンクは新たにヘッドコーチのポストを置くことになった。

 就任1年目はヘッド不在で圧勝Vを飾ったが、今季は交流戦の広島戦で守護神サファテがベンチのミスで打席に立ったことも。工藤監督自身、1年目も希望した人物が埋まっていたことが理由で、ヘッド不在にこだわったわけではない。より盤石な体制を築くため、指揮官自らがヘッドを置いた新体制で勝負する意思があるようだ。

 候補に挙がる達川氏は、工藤監督が現役だった1995年にダイエーのバッテリーコーチを務めており、接点もある。DeNAの監督候補として名前が挙がった際にも、達川氏に入閣要請したとの情報もあった。現役時代に名捕手だった同氏が加われば、急務である捕手育成にもつながるだろう。

 もちろん戦力補強も欠かせない。その目玉として「いよいよ」との声が出ているのが、カブスの川崎の獲得だ。これまでも古巣として毎年のように「国内復帰なら獲得に動く」との姿勢を見せてきた。しかし、今オフは例年と状況が異なり、複数の関係者が「今年こそ帰ってくる可能性が高い」と言う。

 川崎は今季で米球界5年目を終える。アプローチを続けてきたソフトバンクには、かねて「彼の中での節目があるようです」(チーム関係者)との声もあった。2011年オフに海外FA権を行使。2億円近い年俸のダウンを受け入れた上で、マイナー契約にもかかわらず海を渡った。

 その際、果敢な挑戦に打って出る愛弟子に対し、王球団会長は5年を一つの節目としてエールを送ったとされる。川崎自身も今季を最後の勝負として捉えているとの情報もあり、これまでより信ぴょう性は高い。

 ムードメーカーぶりは言うまでもなく、チームの重要なピースになるのは間違いない。ソフトバンク在籍時はチームリーダーとして活躍。第2回WBCでは首脳陣から世界一の陰の立役者としてたたえられ、言葉の壁がある米国でも底抜けに明るいキャラクターで人気者になった。

 今季は米球界から5年ぶりに復帰した和田が15勝を挙げる大活躍。グラウンド内だけではなく、投手陣のリーダーとしても存在感を発揮した。過去には井口、城島らメジャー移籍組を流出させている。最終的には「性格的に、どう決断するか分からないところもある」とはいえ「日本に戻ってくるというなら当然帰ってきてもらうつもり」(球団フロント)。今季の川崎は9月にメジャー昇格したが、プレーオフでは地区シリーズの選手登録から外れ、15日に発表されたナ・リーグ優勝決定シリーズの出場登録からも漏れた。年齢、家族の面から復帰説もある。

 ヘッドコーチとムードメーカーはチームの潤滑油になるだろう。大砲候補として韓国球界の怪物、エリック・テイムズ外野手(29=NCダイノス)らもリストアップしている。「王者」の称号を失ったソフトバンクの改革は待ったなしだ。

最終更新:10/17(月) 19:20

東スポWeb