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10周年を前に……Twitterクライアント「モバツイ」終了 ガラケー対応、技術面でもビジネス面でも困難に

ITmedia ニュース 10/17(月) 13:46配信

 jig.jpはこのほど、Twitterクライアントアプリ「モバツイ」のサービスを12月14日に終了すると発表した。フィーチャーフォン(ガラケー)向けに2007年にスタートした老舗アプリで、現在も約4割がガラケーユーザーだが、ガラケー対応をめぐる技術的面・ビジネス面双方で、維持が難しくなったという。

【終了の告知】

 モバツイは、07年4月当時、paperboy&co.(現:GMOペパボ)に在籍していたエンジニアの藤川真一さんが開発。「movatwitter」(モバツイッター)として携帯電話向けにスタートし、その後、スマートフォンにも対応した。12年5月、jig.jp傘下に。当時の登録ユーザーは160万人以上いた。

 jig.jpはその後4年にわたりサービスを続けてきたが、10周年を目前に幕を下ろすことに。スマホ版含む全サービスを、12月14日に終了する。

 終了の理由は、(1)Twitterが昨年、SSL証明書をSHA-2に更新し、非対応の端末を締め出すなど、ガラケーでの対応継続が困難になったことと、(2)ビジネスの難しさ――という。

 モバツイの収益源は広告だが、掲載できるのは、バナー広告やメニュー内の広告のみで、ネイティブアドをタイムラインに挟むなどは規約上できない。ガラケー向けにバナー広告を出すクライアントは激減しており、モバツイのガラケー版の広告はこの9月からはゼロ。スマホ版も十分な収益を上げられず、サーバコストをまかなえなくなったという。

 ガラケー版・スマホ版を合計したアクティブユーザーは現在、10万人を切っているという。ユーザーの4割がガラケー版を利用するなど、スマホ版への移行も思ったように進まず、「以前から、思うような収益を得られていない」状態だったが、何とかここまで維持してきた。「ガラケー使っている方にはTwitterが使いにくくなってしまうが、これ以上の維持は難しい」と、jig.jpの担当者は話している。

最終更新:10/17(月) 13:51

ITmedia ニュース