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県内各陣営「決戦近い」高まる緊張感 吹き出した衆院解散風

佐賀新聞 10/17(月) 10:48配信

選挙準備の時期見極め

 衆院の解散風がにわかに吹き出し、佐賀県関係の衆院議員の地元事務所でも緊張感が高まっている。永田町では与党内で年内や「1月解散」説が飛び交い、野党も「いつ何があってもおかしくない」と構える。12月で残りの任期が2年を切るとあって、各事務所では本格的な選挙準備態勢を組む時期を見極めている。

 「解散風が吹き荒れる昨今。(解散は)そう遠くない」。10月1日、自民党の岩田和親議員(比例九州)が佐賀市で開いた政治資金パーティー。登壇した古賀誠元幹事長が約千人(主催者発表)を前に言い切った。

 県連会長の留守茂幸県議も「常在戦場」と鼓舞、前回佐賀1区で敗れ比例で復活当選した岩田議員は「いよいよ決戦の時が近い。皆さんのご支援を受け結果を出していきたい」と雪辱を期す。事務所スタッフは率直に明かす。「今の状況を見越して企画したわけではなかったが、これまで会えていない方とのつながりができたのは大きい」

 古川康議員(佐賀2区)も今夏の参院選後も精力的に地元を回り、解散・総選挙に備えてきた。地元秘書は「TPP(環太平洋連携協定)の国会審議入りで、地元回りがどこまでできるか。重要課題なので、国会での仕事に傾注しなければならない」と悩ましさも。

 復興相の今村雅弘議員(比例九州)は前回に続き比例で出馬する見通し。事務所は「夏に吹いた衆参同日選の風よりは弱い印象」としつつ、「年内や1月の通常国会冒頭解散などが取りざたされ、解散の確率は高い」とみる。

 連立を組む公明党の中本正一県本部代表は1月の唐津市議選、白石町議選への準備に傾注しており「両構えでの対応になる」。

 民進党となって初の衆院選を迎える同党県連。党政調会長で2区が地盤の大串博志議員(比例九州)は10日の常任幹事会で「いつ何があってもおかしくない状況」と準備を促した。

 県連最高顧問の原口一博議員(佐賀1区)は「みんなが解散と言っている時期には解散されない。早まる可能性も十分ある」と引き締め、県連も連合佐賀など支持者回りを強化する。

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最終更新:10/17(月) 10:48

佐賀新聞