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みこし8基勇壮に練る「加茂大祭」 岡山・ 吉備中央の総社宮

山陽新聞デジタル 10/17(月) 8:10配信

 岡山県三大祭りの一つで、千年近く続くとされる加茂大祭(同県重要無形民俗文化財)が16日、同県吉備中央町加茂市場の総社宮で開かれ、境内に勢ぞろいした近隣神社のみこし8基が繰り広げる勇壮な練りに大勢の観客が酔いしれた。

 未明から各神社を出発したみこしが次々と総社宮に集まり、午後1時前の「御神幸」で最高潮を迎えた。氏子たちは金色に輝くみこしを担いで、境内を威勢よく練り歩いた後、一列に整列。「うぉー」という掛け声とともに一斉にみこしを差し上げると、参拝客から大きな拍手が送られた。

 氏子たちが笛や太鼓で祭りばやしを響かせ、獅子舞や棒を打ち合う棒使いなどを奉納する「お遊び行事」もあった。初めて見物に訪れたという岡山市東区の会社員男性(61)は「迫力に圧倒された。地域一体となった祭りの伝統を残していってほしい」と話した。

 大祭は平安後期の天喜年間(1053~58年)、疫病退散を祈願したのが起源とされる。

最終更新:10/17(月) 8:10

山陽新聞デジタル