ここから本文です

危ない、気をつけて! 肩車に潜むキケンをチェック

ベネッセ 教育情報サイト 10/17(月) 16:00配信

 パパが子どもに肩車をしている光景は、なんともほほえましいもの。だけど、ちょっと待ってください。肩車による事故が意外と多いことをご存じでしょうか?深刻なケガにつながりかねない肩車の事故を防止するための注意点を解説します。

要注意! 肩車の事故が多発している

 肩車が大好きな子どもは多いですよね。パパに密着できますし、高い位置から遠くを見渡せますし、適度なスリルがあることも人気の理由でしょうか。パパならではのスキンシップとして魅力的な肩車ですが、一方では事故が多発していることにも注意が必要です。例えば、こんな事故が起きています。

・肩車をしている際、子どもがパパの頭から手を離してしまい、バランスを崩して後方に落下し、後頭部を打った。
・子どもを降ろそうとして、膝をついて前かがみになった際、子どもが前方に落下し、おでこを打った。
・肩車をして歩行中、段差に気づかずにつまずいてよろけてしまい、子どもが落下した。
・子どもを肩に乗せて立とうとした際によろけて転倒し、子どもが落下した。
・肩車をして歩行中、子どもが木の枝に頭をぶつけた。

こうした事故が起きていることを知ると、実は肩車には大きな危険が潜んでいるのがおわかりになるはずです。子どもにとってはかなりの高さですから、落ち方によっては深刻なケガにつながる危険性があります。また、パパが子どもと一緒に転倒し、ケガをする可能性もあります。

肩車をする際に気をつけたいポイントは?

 さまざまな危険があることを踏まえたうえで、肩車をする際は次の点に注意してください。

◆無理をしない!

子どもが大きくなると、体重を支えるのが大変になりますし、重心も高くなってバランスを崩しやすくなります。子どもからせがまれたら応えたい気持ちはわかりますが、安全には代えられません。「少し厳しいな」と感じたら、やめておきましょう。また、おじいちゃんが孫に肩車をして転んでしまったというケースもあります。若い頃のイメージのままだったのでしょうが、歳を重ねると筋力が低下して危険性は高まります。

◆なるべく移動しない!

肩車をすることが多いのは、動物園やショーなどをよく見せてあげたい場面でしょうか。そういうときは基本的に静止しているので、比較的危険は小さいと思われます。しかし、その場合でも段差につまずいたり、周囲の人にぶつかってバランスを崩したりしないように十分注意してください。

リスクが大きいのは歩いているときです。歩行中は子どもの体も揺れるため、バランスが取りづらくなりますし、段差などにつまずく危険性も高まります。走るのは、一層危険な行為であることは言うまでもありません。肩車をしたまま移動するのは、できるだけ避けたほうが安全です。

◆階段やエスカレーターはNG!

歩いている先に階段やエスカレーターがある場合、いったん子どもを降ろすのは面倒かもしれません。肩車に慣れたパパなら、「そのまま行こうかな」と思うこともあるでしょう。しかし、油断は禁物です。階段やエスカレーターでバランスを崩したら、父子ともに大ケガをする危険があります。

◆パパが両手で子どもを支えよう!

肩車をされている子どもがパパの頭につかまって移動している光景を見かけます。しかし、パパが支えていない場合、何かの拍子に子どもが手を離したらバランスを崩して落下する危険があります。肩車をする際は、両手で子どもの体を支えたり、手を握ったりしましょう。

◆子どもの頭の高さを十分に意識する!

肩車をして歩いている際に、看板や木の枝などに子どもが頭をぶつけるケースがあります。しばらく肩車をしていると、子どもが高い位置にいることをつい忘れてしまうので注意してください。

肩車に潜むリスクを十分に認識し、可能な限り危険な要素を排除して、子どもとのスキンシップを楽しんでください!

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:10/17(月) 16:00

ベネッセ 教育情報サイト