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乗客をたくさん乗せられる飛行機よりも、小さな飛行機のほうがいい理由

ギズモード・ジャパン 10/17(月) 14:29配信

小さい機体ならではの特性を活かしたボーイング。

エアバスA380は巨大な飛行機で、600人以上の乗客を乗せることができます。一方、ボーイング787ドリームライナーはといえば、300人程度の乗客しか乗れません。でも大きさだけが全てではないのです。

小型のボーイング787は世界中の航空会社で使用されていて、ボーイング社は787の注文を計1,200台分受けています。一方、エアバスA380の生産は、ひと月に1機とスケールダウンしています。

その理由を、飛行機や旅行を扱うYouTubeチャンネルのWendover Productionsが、動画で説明しています。

動画を観たい方はこちら。https://www.youtube.com/watch?v=NlIdzF1_b5M

動画によると、エアバスA380は「ハブ&スポーク」のコンセプトに基づいてを作られました。これは、小さな街の空港から大きな街のハブ空港へと小さな飛行機で飛び、ハブ空港に集約された大勢の人が別のハブ空港へと飛ぶというアイデアです。

例えば、アメリカ東海岸にあるハートフォードから、イギリスのロンドンに飛びたい場合、まずハートフォードから東海岸のハブ空港があるニューヨークに飛び、そこからロンドンに飛ぶということ。A380はハブ空港同士をつなぐ役割として、なるべく大勢の人を詰め込める機体となったわけです。人気の経路ならばその巨体をいっぱいにできるほどの需要があると見込んでいたわけですね。

ボーイング787ドリームライナーは「ポイント・トゥー・ポイント」というコンセプトでできています。その名の通り、2つの点の間を飛ぶというもので、例えばハートフォードからロンドンまで行きたい場合、そのままハートフォードからロンドンまで飛んじゃうというもの。もちろんニューヨークからロンドンまでのフライトと比べれば人気はありません。

それでも「ポイント・トゥー・ポイント」の便が飛ばせられるのは、787の燃費効率の良さにあります。787はガロン当たり102マイル(約164km)ですが、A380はガロン当たりたったの74マイル(約119km)しか飛べません。この燃費の良さは、乗客をどれだけ詰め込めるかよりも重要というわけです。

image by YouTube
source: YouTube
Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]
(abcxyz)

最終更新:10/17(月) 14:29

ギズモード・ジャパン