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筑波の初優勝を阻んで早稲田が11連覇達成 [テニス大学王座/女子]

THE TENNIS DAILY 10/17(月) 11:00配信

 大学テニスの日本一を決める団体戦「平成28年度全日本大学対抗テニス王座決定試合(男子70回/女子52回)」(東京・有明テニスの森公園テニスコート/10月12~17日)の競技4日目/最終日は男女決勝が行われ、女子は第1シードの早稲田大と第2シードの筑波大を4勝1敗で下し、11年連続12回目の優勝を決めた。

早稲田大が明治大を下して12年連続24回目の日本一 [大学王座/男子]

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 ダブルス2試合をものにしたのは早稲田大だった。D2細沼千紗/大矢希が2ゲームしか与えずに完勝すると、インカレ決勝の再現となったD1対決も林恵里奈/上唯希がふたつのタイブレークを制し、早稲田大が2勝0敗と王手をかけた。

 大学テニスの日本一を決める団体戦「平成28年度全日本大学対抗テニス王座決定試合(男子70回/女子52回)」(東京・有明テニスの森公園テニスコート/10月12~17日)の競技4日目/最終日は男女決勝が行われ、女子は第1シードの早稲田大と第2シードの筑波大を4勝1敗で下し、11年連続12回目の優勝を決めた。

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 ダブルス2試合をものにしたのは早稲田大だった。D2細沼千紗/大矢希が2ゲームしか与えずに完勝すると、インカレ決勝の再現となったD1対決も林恵里奈/上唯希がふたつのタイブレークを制し、早稲田大が2勝0敗と王手をかけた。

 初優勝を狙う筑波大に残された道はシングルス3連勝。しかし、早稲田大はS2細沼が筑波大の1年・岩井真優を相手に6-1で第1セットを先取。早稲田大の優勝は時間の問題に思われた。

 ところが、第2セットに入って細沼の動きが鈍くなる。両足のケイレン。「昨日から少しおかしかった。体力切れで動けなくなってしまった」と細沼が言う。

 隣りのコートで行われていたS3対決では、筑波大の森崎可南子がパワフルなフォアハンドで早稲田大の上を圧倒し、6-0 6-0で勝利を手に入れた。

 これで勝負の行方はわからなくなった。細沼の動きが完全に止まってしまえば2勝2敗となり、そうなれば早稲田大は林、筑波大は牛島里咲と、エース対決に勝負がかかる。

 それでも細沼が最後の気力を振り絞り、第2セット5-4でマッチポイントを迎える。だが、岩井は1年生とは思えない気持ちの強さで、これを跳ね返す。牛島に勝利のバトンを渡すことができれば、奇跡は起きると信じていた。

 だが、息詰まる死闘をものにしたのは細沼だった。第2セットのタイブレークは0-2から2-2に追いつき、4-5とされるも、そこから3ポイント連取で7-5とし、決着をつけた。アンダーサービスを打ちながらも「気持ちだけで」つかんだ執念の勝利。早稲田大の11連覇が決まった。

「よく耐えた。内容はともかく、細沼が意地を見せてくれた。優勝できたのは学生の努力の賜物」と早稲田大の土橋登志久監督。主将の林は「この一年、この日のために日々、練習に取り組んできた。勝ててホッとしています」と安堵の表情を見せた。

 筑波大の主将、古川鈴夏が言う。「正直、悔しいです。でも王座に出場できて、決勝まで来れたことでもすごいこと。みんなで勝ち取った準優勝です」。牛島と森崎は2年生で岩井はまだ1年生と言うことを考えれば、来年以降も早稲田大にとっては強力なライバルとなる。

 筑波大の三橋大輔監督の言葉が印象深い。「もちろん王座で優勝したい。でも、その前に自分たちのテニスを少しでもよくしていき、完成に近づけていくことが大事」。こだわるのは目先の勝利ではなく、自分のテニスを追求していく努力。それができれば王座優勝も手に入る――筑波大の挑戦はまだ始まったばかりだ。

 3位決定戦は関西学院大が5勝0敗で関西大を下した。また、女子MVPには単複で全勝した細沼が選ばれた。

(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)

最終更新:10/17(月) 11:00

THE TENNIS DAILY

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