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リオ五輪・銅の瀬戸選手、流鏑馬で凱旋 毛呂山で報告会「東京は金」

埼玉新聞 10/17(月) 10:31配信

 五輪銅メダリストが、地元で白馬にまたがって歓声に応えた―。16日に埼玉県の毛呂山町福祉会館で行われた瀬戸大也選手(22)=JSS毛呂山=の町民報告会。大勢の町民らが駆け付ける中、町のヒーローは声援に感謝の気持ちを伝え、会館そばの出雲伊波比神社で町の伝統行事「流鏑馬(やぶさめ)」を披露した。

 世界で活躍しても、地元を大切に思う気持ちは変わらない。毛呂山を代表する行事の流鏑馬による凱旋(がいせん)イベントは、瀬戸選手のアイデア。小学5年生のとき以来の乗り子で、そのときは成功させることはできなかったが、疾走する馬上から的を目掛けて放たれた矢は、見事に的中した。「完璧だったと思う」と五輪のメダリストは胸を張る。

 リオ五輪の際は同会館でパブリックビューイングが行われて大勢の人が声援を送り、この日も大勢の人が駆け付けた。「応援は最後の踏ん張るときのパワーになる。たくさんの人から応援してもらえたら、もっともっと自分も頑張ろうと思える」。声援がメダル獲得を後押しした形だ。2020年の東京五輪に向けて「次は金メダルを毛呂山町に持って帰ってこられるようにしたい」と誓う。

 同会館で行われた式典では、600人以上入る会場が満員に。瀬戸選手が壇上に立つと、大きな拍手が湧き起こった。井上健次町長は銅メダル獲得をたたえ、「(東京五輪に向けて)モチベーションをしっかり上げていっていただきたい。頑張ってという言葉しかないが、一丸となって瀬戸選手を応援していきたい」とあいさつ。

 自身3度目となる町民特別栄誉賞を授与された瀬戸選手は「金メダルを目指していたが」と悔しさをにじませながらも、「皆さんの温かい応援があったから、銅メダルを獲得できた。東京五輪では金メダルを取って、多種目で活躍したい」と話した。

最終更新:10/17(月) 10:31

埼玉新聞