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広島・福山の川でピラニア初確認 1匹捕獲、国交省が注意呼び掛け

山陽新聞デジタル 10/17(月) 22:50配信

 国土交通省福山河川国道事務所は17日、芦田川大橋(広島県福山市水呑町)近くの芦田川で、南米のアマゾン川などにすみ、どう猛な魚として知られるピラニアを1匹捕獲したと発表した。芦田川での個体確認は初。かまれるなどの被害は寄せられていないが、同事務所は水辺に近づく際には注意するよう呼び掛けている。

 同事務所によると、5年に1度の魚類調査のため、委託業者が13日に刺し網(長さ約30メートル)を芦田川河口から上流へ2・5キロの右岸付近に設置。14日午前中に網を引き揚げると体長15センチの成魚がかかっていた。国の魚類調査で、中国地方の1級河川でピラニアが見つかったのは初めて。同事務所は17日、現場付近に注意喚起の看板を設置した。

 ピラニアは南米原産の淡水魚。鋭い歯を持ち肉食性が強く、群れをつくる。調査に立ち会った広島大大学院の海野徹也准教授(水産増殖学)は、観賞用に飼っていたものが捨てられた可能性が高いとし「他にも生息している恐れはあるが警戒心が強く、ある程度個体数が増えないと襲ってくる危険性は低い。これから水温が下がるため、越冬するのは不可能だろう」としている。

最終更新:10/17(月) 22:50

山陽新聞デジタル