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国政選並み弁士続々 県議補選富山市第1区

北日本新聞 10/17(月) 0:30配信

 県議補選富山市第1選挙区(欠員1)の各陣営は、序盤から大物弁士を投入している。16日は、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事が党公認候補と市内を巡り、共産党の小池晃書記局長は野党統一候補と街頭演説を展開。自民党候補の応援には、多忙を極める野上浩太郎官房副長官が駆け付けた。政務活動費の不正に伴う今回の補選は全国的な注目を集めているだけに、各党とも国政選並みの力の入れようとなっている。

 日本維新の会は、県内の地方選で初めて候補を擁立した。「維新の目指す『政治改革』が選挙のテーマになっている」として、松井代表の富山入りを決定した。

 松井代表はJR富山駅前で党公認の新人、京谷公友氏(48)と並んでマイクを握った。「大阪で政治家の身を切る改革と、徹底した行財政改革に取り組んだ。富山にも改革を実行できる勢力が必要だ」と力説。吉村洋文大阪市長と下地幹郎衆院議員も送り込むことにしている。

 共産党は小池書記局長を応援弁士として招いた。社民、自由両党と共に推薦している諸派新人の星野富一氏(68)と街頭演説したほか、公認候補を立てている高岡市選挙区にも足を延ばした。

 富山駅前では星野氏らと一緒に選挙カーに上り、「政活費不正がまかり通ったのは、自民党ばかりの議会だからだ」と批判。「星野氏だけが、真相解明のための百条委員会設置を訴えている。県民の代表として必ず勝たせてほしい」と声を張り上げた。

 野上氏は自民党公認の新人、藤田良久氏(68)を応援するため、昼ごろに富山へ戻った。今回の補選は「政治の信頼を取り戻す大事な選挙」であることから、超過密日程の合間を縫って弁士の1人に加わった。

 グランドプラザ前では、選対総括責任者を務める田畑裕明衆院議員らと共に手を振りながら、「クリーンな政治を実現し、富山県がアベノミクスと地方創生のトップランナーとなるため、藤田氏が全力で頑張る」と支持を訴えた。

 補選は知事選と同じ23日に投開票される。

北日本新聞社

最終更新:10/17(月) 0:30

北日本新聞