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大谷翔平、“人類最速”への挑戦

ベースボールキング 10/17(月) 12:00配信

驚愕の15球

 球場の大歓声に応えるように、男はマウンド上で躍動した。

 7-4と3点リードで迎えたCS・ファイナルステージ第5戦の9回。勝てば日本シリーズ進出が決まる大事なマウンドに、この日「3番・指名打者」で出場していた背番号11が登った。

 これ以上ない大歓声に包まれて登場した男は、先頭の松田宣浩に対する3球目で自己最速タイとなる164キロをマークすると、最後は145キロのスライダーで空振り三振。

 先頭を斬って勢いに乗った大谷は続く吉村への初球、低めへの速球は165キロを計測。大型ビジョンに最速更新を知らせる表示が流れると、球場は試合が終わったかのような大盛り上がりとなった。

 吉村も打ち取って二死。日本シリーズまであと一人とし、打者は本多雄一。初球で164キロをマークすると、2球目はなんと151キロのフォークで空振り。2球でかんたんに追い込むと、ファウルとなった3球目にまたも165キロを計測。続く163キロはファウルとなり、148キロのフォークは見極められてボールに。

 カウント2ボール・1ストライクから決めに行った6球目、渾身の速球はこの日3度目となる165キロ。これもかろうじてカットされるが、それでも最後は149キロのフォークで遊ゴロに打ち取り、チームに日本シリーズ出場権をもたらした。

昨年の最速を3キロも更新

 昨年までの最速は「162キロ」だった大谷。それが今シーズン中に1キロずつ記録を塗り替えていき、最終的には「165キロ」に到達した。

【大谷と球速】
165km/h 10月16日 vs.ソフトバンク(札幌ドーム)
164km/h 9月13日 vs.オリックス(札幌ドーム)
163km/h 6月5日 vs.巨人(東京ドーム)


 今回の165キロに関しては、1イニング限定だったことに加え、勝てばしばらく間隔が空くことも追い風となったに違いない。

 普段は先発として“1/143”の中で記録してきたものが、昨日に関しては“1/1”の中のさらに1イニングに全力を注ぐことができた。そう考えると、最速をマークしてもなんら驚きはない。

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最終更新:10/21(金) 18:30

ベースボールキング

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